この記事で分かることはこんなことです
面接で全く想定していない質問をされたら?
キャリア採用の転職面接は、概ねオーソドックスな質問で構成されると思います。
ただ、時として少し想定外の質問をされることがあります。その時は結構あせるかもしれません。
そんな時こそ、落ち着いて対処しましょう。
実は想定外の質問は、質問の意図はあっても正解はない場合もあるので、とにかく大切なことは『冷静になって答える』ということです。
とはいえ、仕事に全く関係ないことを聞かれることはないと思います。少なくとも私の場合はそうでした。
奇をてらっているようでも質問の意図はある
私はこれまで、法人を対象としたITサービス企業の面接を受けてきました。
職種はセールス職です。その中でも、『オッ!』と焦って困りながらも面白いな~と思った質問について、ご紹介したいと思います。
因みに、全ての質問には意図があります。
人が足りない時の対処法について教えてください
これは某大手SI(システムインテグレータ)企業を受けた時に事業部長から頂いた質問です。
IT業界というのはシステムを構築するためにはエンジニア(技術者)が必要です。
エンジニアはどこの会社も不足しており、そうした背景を前提とした質問となります。
私はこの質問には概ねこのように答えました。
ー自社開発要員が足りない場合は、支援をお願いできるパートナー企業を探します
ー開発実績のあるものは実績の標準化や共通化をして、横展開ができる仕組みを構築します
売り方の改善方法を提案してくださいという質問
続いても某大手SI企業受験時の質問です。
こちらの会社が販売しているある製品があり、その製品を更に販売するための方法を求められました。
例えばの話でいうと、
ー機能ではなく、購入後のイメージをかきたてるようなセールスの方法を採用します
-例えばこの車に乗ってどこに出かけたくなるか
-どんな場所に住んでいる人がこんな車によく乗っているのか など
マーケットの相場に関する質問
大手IT企業受験時に聞かれた質問です。
ーお客様には大体の費用感(私の予想)をその場で伝えます
ーしかし、社内で色々な要素から価格の確認が必要であると考え、社に持ち帰り最終回答します
応募する会社や職務内容を背景とした質問と心得る
ということで、恥ずかしながら1勝2敗に終わった私が受けた想定外質問でした。実際にこの手の質問で最終的な合否に強く影響があるような気はしません。
しかしながら、想定外の質問を受けた時は、
焦ります(笑)
なので、まずは焦らないことが大切かと思います。焦らず、落ち着くことが先決です。
その上で相手の質問の意図をなるべく理解しながら丁寧に答えるようにするといいかもしれませんね。
想定外の質問であったとしても、あなたのこれまでの経験を基にした回答を求めていることは確かです。
また、応募先企業の業務をベースとした質問である可能性が高いので、改めて応募企業の業務概要はできるだけ理解した上で面接に臨むことをおすすめします。
今回は私の実績として説得力がなくてすみません(汗)
まとめ
・想定外の質問にも意図があります。その意図を探りながら答えましょう
・これまでのご自身の経験や応募企業の業務に基づいた回答を心がけましょう
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