この記事で分かることはこんなことです
長くなればなるほど説明が難しくなる離職期間
離職期間については、長くなれば長くなるほど悩むことになると思います。
離職期間が長くて有利になることは一つもありません。
私も7か月間位の離職期間を経ての再就職でした。
離職している期間が1か月でもあると面接では必ず聞かれることになります。
理由はそれなりのものを用意しておかなければなりません。
さて、この話にくい離職期間に関する質問を面接で頂いた時、どのように答えていくべきか今回の記事で明らかにしていきたいと思います。
離職期間のハンデは期間ごとで異なってくる
3か月~半年はまだ安全圏
私の周囲を見ても、離職後3か月~半年の間はほとんどハンデにはならないというのが実感です。
私もエージェントに相談した時期は離職後既に4か月は経過していましたが、ハンデにはほとんどなりませんとはっきりと言われました。
プロでもそういうんだ~
と、結構驚きました。
実際に面接でもあまり気にされることはありませんでした。
エージェントからは離職期間が半年間が勝負ですねと言われていました。
私も半年以内に決めたかったのですが、結果は半年を超える離職期間となりました。
実際半年のラインが見えてくると焦りが出てきます。
半年を越える離職期間のハンデはいかほどか?
3か月~半年程度の離職期間はほとんどハンデにならないというのは、実際に私も自身の転職活動の中で感じたことです。
30代後半という年齢でも感じたことです。
当時離職期間についてエージェントが言っていたことは、
いずれにしても、離職期間が長くなることは良しとされないことは共通の認識のようです。
では、実際どのような理由付けが有効でしょうか?
離職期間の理由はあまり深堀されない内容にすることが鉄則
離職期間の話に終始することでよいことは一つもない
ハッキリ言って、離職期間の話題に集中する面接は良い面接とは言えません。
私も一度離職期間の説明について時間を割かざるを得ない面接を経験しました。
双方あまり前向きな理由で得るものはありません。
いくら説明したところで、離職期間が短くなることはないのです・・・
よって、ここは真実に近い説明を心がけるというよりは、早く次の話題に移って貰えるようにすべきです。
一番よい納得してもらえる理由は、家族の事情です
一番良い方法は、家族の事情に基づく理由にすることです。
介護や実家の手伝いなど、それなりの理由は準備できると思います。
病名や通院先などを聞かれることはまずありませんので安心してください。
面接官もあなたに離職期間があることは理解したうえで面接しているのです。
面接官に質問を深堀されないようにして、本来面接の場で話をすべきことに注力しましょう。
1年や2年といった長期間の離職期間を説明するのは、難しいかもしれません。
例えば本当に体の調子が良くなくて仕事に就けなかった場合などはその旨を話しても構いません。
変にウソをつくよりもマシです。
しかし、現在は健康な状態であることはしっかりと説明しておきましょう。
留学や資格取得などは、本当にその経験が必要な業界(例えば士業など)では有効かも知れません。
しかし30代中盤以降のミドルの転職には逆効果になる可能性があると思います。
退職した後に思い切ってしばらくリフレッシュして就業しようとした矢先に別の事情で離職期間が長くなったなど、上手く説明を考えましょう。
ここは割り切りです。
あまり離職期間の話に終始せず、お互いに突っ込み突っ込まれないように済むようにしましょう。
ある意味、この離職期間がどうしても気になって落とされるような会社はあなたには縁がないということです。
そんな会社は行かないほうがお互いに良いと思いますよ。
後ろめたさを感じたり、変にオドオドする必要はありません
離職期間の説明は、応募者にとってあまり聞かれたくない質問でしょう。
しかし、面接官の立場としても聞かざるを得ない事情があります。
離職期間があることは恥ではありません。
そして、どんなに説明を繕っても決して短くなることはありません。
変に後ろめたさを感じたりオドオドするのはやめましょう。
そんなあなたの態度を見て、面接官は逆に不安になってより突っ込んだ質問をしてくる可能性があります。
離職期間は手短に説明し、後は堂々としていればよいのです。
精神疾患などの理由は極力控えたほうがいい
この話題にはどうしても触れないといけないと思います。
どんな人に聞いても、自分の経験を踏まえても、精神疾患を理由とした離職期間はなるべく言わないほうがいいです。
言ったからといって即アウトではありません。
しかし、今は完全に治っているのか、それでもあなたを採用するメリットが会社にあるかという部分が深堀されるでしょう。
その分選考はシビアになります。
どうしても言わざるを得ない理由がある場合を除き、なるべく伏せた方がいいです。
残念ながら、理解が進んできたとはいえ、キャリア採用の転職面接の場ではまだまだネックになる理由の一つです。
企業としても再発リスクは絶対に考えますので、この点は話をすることは慎重であるべきです。
また、ご自分で十分に治ったと感じるまでじっくりと静養してからの社会復帰をお勧めします。
こう書くしかないですが、何とかうまくやってほしいと思います!
転職エージェントとは離職期間の理由を共有することが大切
転職エージェントに対しては、あなたの離職期間の理由についてはしっかりと共有しておいた方がいいです。
しかしながら、転職エージェントがあなたを企業に推薦するのを躊躇するような理由が本当の理由であれば、言い方は少し考えましょう。
ウソをつきましょうと言っているわけではないのです。
あなたが必要以上に不利にならないようにしてほしいだけです。
また当然のことですが、あまり良い理由ではないとしても、次はそのような理由で退職することがないようにご自身をよい状態に戻したうえで転職活動を行って頂きたいと思います。
離職期間と同様に答えにくい代表的な質問があります。
そうです。転職回数についての質問です。別記事にしているのでぜひご覧ください。
まとめ
・離職期間の説明は手短く、本来面接で話すべきポイントに移りましょう
・精神的な疾患での離職については、慎重になりましょう
・必要以上に後ろめたさを感じたりオロオロしなくて大丈夫です
皆さまが素敵な転職に巡り合いますように
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