転職活動を進めていくために、しっかりと準備が必要な内容の一つ、それが自己PRです。
自己PRは転職面接で聞かれるだけでなく、書類審査の段階でも記載する必要がある重要な項目です。
職務経歴書とか、履歴書にも書かないといけないですよね
自己PRは自身の強みを発揮してどのように成果を上げてきたかという事を説明する必要があります。
定量的な数値や客観的な事実を用いることが大切です。
今回はこの自己PRを書くための質問を準備しました。
物事を考えるときは、『質問形式』でインタビューされると上手くいくことがあります。
この記事はこんな人に向いています
これからあなたに対していくつかの質問をさせて頂きます。
率直な気持ちで、質問に答えてみて下さい。
大切なことは脚色しないことです。
まずは本当の気持ちを言葉にしてみて、その後に面接用の内容をまとめてみることをおすすめします。
これまでの職務の棚卸に関する質問
・どんな仕事を何年やってきましたか?
・どのような立場で仕事に関わってきましたか?
まずは、現在までの仕事についてどのような仕事にどのくらいの期間携わってきたかをまとめてみましょう。
職務を棚卸することで、これまでの経歴が整理されます。
もう少し質問を掘り下げていきます。
これまでの経歴に強弱をつける質問
漫然と職務経歴を並べるだけではまだ自己PRできるポイントは見えてきません。
大きな経験になった、印象に強く残っている仕事を洗い出していきましょう。
・これまでの仕事の中で最もインパクトのあった仕事はなんですか?
・これまでの仕事の中で、自信につながった仕事はなんですか?
・これまでの仕事の中で、大きな失敗や挫折を伴った仕事はなんですか?
自分のこれまで手掛けてきた仕事の中で、大きな自信ややりがいを感じた仕事を探してみましょう。
また、自己PRには実績値も必要になってきます。
インパクトの強い(例えば新しい分野や金額が大きいなど)仕事はどのようなものだったかを整理することが重要です。
大失敗をした仕事はどのようなものだったかについても考えてみましょう。
大失敗を転機に仕事の仕方が良い方向に変わることがあるからです。
少しずつろ過しながら自己PRを抽出していきます
コーヒーを淹れるように(笑)
仕事の進め方に関する質問
・その仕事で工夫したこと、困ったことについて教えてください
・失敗を伴う経験だとしたら、どのようにそれを克服しましたか?
・最終的にどのような仕事の進め方をしましたか?
・最終的にどのようなアウトプット(結果)が得られましたか?
これまでの質問の中でノミネートされた業務について、そのプロセスを振り返ってみましょう。
苦労したこと、工夫したことなども併せて思い出してみて下さい。
困ったことはなんでしたか?困ったことがきっかけで自己PRが見つかることもあります。
例えば相談することやチームワークで困難を乗り切ったのであれば、そういった工夫が『人を巻き込むことが得意』という自己PRにつながるかもしれません。
そして大切なことは『実績』です。特に客観的な数値や効果が伴う『実績』です。
・売上前期比+20%
・〇〇に掛かる時間を15%削減
・自社としては初の△△
・社長賞受賞
などなど
上記は一例ですが、自己PRにつながりそうな仕事が最終的にどのような効果をもたらしたのかを整理しておきましょう。
自己PRを説明する時の結びの言葉になります。
自己PRは結果だけの説明だけでは漫然とし過ぎてNGです。
どのように強みを発揮しながら結果を出したかという内容にする必要があります。
その他の質問
これまでは主に担当業務中心に質問してきましたが、少し角度を変えた質問をします。
自分では意識していないところが強みだったりするのです。
・得意ではないとしても、他よりも早くできる仕事はどのようなものですか?
・なぜか人から褒められたり、頼られることは何ですか?
・これまでの昇進のタイミングはどのようなところが評価されたと思いますか?
・仕事の中で好きなことはなんですか?
これまでの質問以外で、自分が自信を持っているところはどういったことでしょうか?
また、なぜか他の人から褒められたり、頼られたりすることがあれば思い出してみて下さい。
自分では得意でもなんでもないと思っていた部分が、実は自己PRになり得る強みだったりすることがあります。
自己PRが書けるようになる質問集 まとめ
ということで今回は転職活動を始めたばかりの方向けの質問集でした。
自分自身に質問して出てきた内容を、しっかりとまとめ上げましょう。
いくつも列挙するのではなく、一つの内容で自己PRが説明できるようになると簡潔で分かりやすい内容になります。
もちろん、いくつもPRポイントがあるという方もいると思います。
そういった場合は、全てを一つの自己PRに凝縮させるのではなく、いくつかのパターンに分けて整理しておきましょう。
応募するポジションに応じて、自己PRを使い分けできるとステキです♥
更に詳しい自己PRに関する記事はこちらです。
ということで今回のまとめです。
・仕事のプロセス及び数値や事実を伴う結果をまとめましょう
・自分では気が付いていないところが自己PRポイントになることがあります
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