この記事で分かることはこんなことです
職場環境を一変させるパワーハラスメントの威力
こんにちは、これまで定期的なパワハラを受けてきたチキです(笑)
職場環境って本当に大切だと思います。正直何よりも大切なんじゃないでしょうか。
一日の大半を費やす仕事、その環境が悪いと地獄ですよね。仕事内容なんて、お金なんて、何より職場環境が一番大事だ~!!!とパワハラを受けている期間は強く思います(笑)
そんな私が受けてきたこれまでのパワハラ経験を数人分、書いてみようと思います。
陰湿パワハラ系上司、Aさんのケース
入社後すぐに始まったパワハラ
2社目で勤務した国内企業の営業職として勤務していた時の話です。
当時20代半ば、転職したてで右も左も分からない私の教育係として面倒をみてくれたのがAさんでした。Aさんは私よりも一回り上の大先輩。仕事は非常にできる人でしたが、性格にかなり難アリの人物で常に誰かとケンカしていました(笑)
配属2日目に、Aさんの担当顧客にプレゼンをするということで私も同行させて頂きました。
お客様先でプレゼンの準備をしているときに、その先輩から
『チキ、プロジェクターの準備しておいて』
と言われ、咄嗟に『ハイッ!』と言ってしまった私。しかし、プロジェクターの意味が分からない(笑)本当に入社当時はこんな感じでした。
おろおろして周囲をキョロキョロする私。
誰か~、プロジェクターって何か教えて~(涙)
その様子を冷ややかに伺う視線が・・・・カメのような顔でまばたきもせずじっと私をみるカメ先輩・・・
『もうええわ、じっとしとけ!』
どうやら逆鱗に触れてしまったようです。おろおろする私。当然その日のプレゼンの内容なんて1ミリも覚えていません(笑)
パワハラはどんどんエスカレート
そこから、連日のように嫌がらせが始まりました。
毎日、深夜になるとメールが来るのです。大体夜中の1時~3時頃。(うしみつ時ですやん(汗))
『ウソつき チキ(私の名前) 4ね』
初めてそのメールを朝起きた時に見た瞬間は震えました(ガクガクブルブル)
『えー、この人何ーー!?』
昨日の事かと思い、『昨日はすみません』と返信するも返事はなし。
重い足取りで出社すると、カメ先輩はすでに出社しています。
おはようございます、と挨拶すると爽やかに返事が。
よし、あのメールはなかったことにしておこう。
しかし、それから連日『4ね4ね』メールが届くようになったのです。(私は心のなかでその上司のことを4ね4ね君と呼んでいました)
しかし、この先輩、日中は私ではなく誰かほかの人の悪口をずっとメールで送ってくるのです。しかもあることないこと・・・ないことの方が多かったかな?妄想癖がすごい人で、勝手に自分の中で他人の不幸なストーリーを作り上げたり、不倫の噂を流したりと、めちゃくちゃでした。
私のFacebookもチェックされ、友達申請までくるのです。監視したいのでしょうか?当然ながらFacebookの記事は全削除し、更新するのを止めました。
ある時、夜にAさんと残業をしていて、私は先に終わったので先輩に挨拶してから帰ろうかと思っていましたが、いつまでたっても戻ってこないので『お先に失礼します』と張り紙をして帰宅をしました。
どうやら、それが気に食わなかったらしく、私がAさんの居ないタイミングを見計らって帰宅したと脳内変換されたようでした。
帰宅して、会社の携帯をふと見ると何通かメールが来ています。恐る恐る開いてみると・・・
『黙って帰ったな。4ね。』
『ウソつき、4ね。』
『そういう態度を取るなら、二度と仕事のサポートはしない。覚悟しとけ』
思わず絶句してしまいました。
まぁ、ある時は昨日夫婦喧嘩して奥さんのことを殴った、といったことを自慢げに話すような人だったので、重症だったと思います。
飲み会の時は頭をはたかれたり、周りに対して私をマウントすることにこだわっていたようです。反面、周囲の居ないところで嫌がらせ。
このような日々が入社してから1年以上続き、いつしか仕事どころではなく、睡眠障害に陥っていました。
パワハラを受けるのは自分のせいだと思い込む日々
当時の私は、これが会社というものなんだ。嫌がらせをされるのは、自分に能力がないからだ。と思い込んでいたんですね。
現にそう言われていましたし。この出来事が元々責任感を感じやすい私を追い込み、自分を責め続ける日々が続きました。
入社したばかりの職場で、業界も仕事の内容も分からないまま、強烈なパワハラを受けたことで私の精神は大きく傷つきました。
それでも、周囲に優しい人が多かったので奇跡的に持ちこたえ、ある時にAさんとは組織変更の都合で一緒に仕事をすることはなくなり、パワハラはある程度解消されました。
今思えば地獄の日々で、私と同じ思いをしている人がいれば全力で止めていると思います。
精神的に極度の苦痛を伴いながら仕事をする必要はありません。逃げるということも選択肢なのですが、当時の私は自分を責めてしまい逃げるなんて甘えだと思い込んでしまい、随分と苦しい思いをしました。
パワハラを受けているあなた 一人で悩まないでください
私も当時パワハラを受けた原因は自分にあると思っていました。実際そういうニュアンスで本人からも言われていましたし・・・・
当時の純粋な私はそれをまともに受け取ってしまったのです。
我慢をし続けていると、いつか限界がきます。
無理に働き続きる必要もないし、我慢したり一人で抱え込んで隠す必要もない。パワハラを防止する制度がある会社であれば利用・相談をすべきです。
他人を力や権力、脅しなどで支配する時代はとっくの昔に終わっています。
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まだまだ、実体験があるので続編を書いてみたいと思います。
まだまだ、実体験があるので続編を書いてみたいと思います。
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