この記事で分かることはこんなことです
某大臣の『老後に必要な貯蓄額は夫婦で2,000万円』発言
令和の時代になり、世界的にも激動の波が続いています。大国同士の経済合戦が繰り広げられ、中東を中心とした政治・治安不安も拡大しています。
そんな中、先進国として我が国日本も色々な立ち振る舞いが求められ、国際社会の荒波にしっかり飲み込まれていますよね(笑)
国内に目を向けると、最近の大きな関心ごとの一つに、某経済トップの発言である
『老後に必要な貯蓄額は夫婦で2,000万円』⇒後に撤回されましたね・・・
ということが非常に話題となりました。心がざわざわした人もきっといらっしゃると思います。個人的にはあまり国民心理を分かりやすく揺さぶってしまう発言は少し考えて頂きたいですね。
やはり日本人の多くがこの国の経済や生活保障制度の将来性に不安を感じているため、この発言はとりわけクローズアップされたのだと思います。
本当に日本の将来は先行き不透明なのか?
最近は高校生ですら将来年金がもらえるか分からない、と嘆いているのを池袋の某ファミレスで聞いたことがあります(笑)

おいおい、どんな時代になったんだ・・・
実際、少子高齢化が進み、今から約30年後は日本の人口が1億人を切るという推定データもあるようです。
つまり、全体の人口は減り更に高齢化が進むということは、労働人口の減少=経済競争力の低下につながるということになります。
個人的には誰でもできる仕事をAIロボットにやってもらうことで、生産力が維持向上できる未来もあると思っています。
しかし、そうならばなおさら仕事がなくなるのでは?という不安をお持ちの方もいると思います。
こういうことを考えると確かに日本の将来には先行き不透明さを感じても仕方がないかな~、と個人的には感じます。(不安になっても仕方がないんですけどね)
会社員は安泰か?
これも過去散々議論されていることだと思いますが、『会社員は安泰ではない』というのが結論でしょうか・・・・
私もそう思います。どうしても若い人が損をするような構図に見えてしまうと思いますが、それが現実であり、ある意味その環境の中でどうやっていこうか、ということを考えた方が心も楽しくなると思います。
私もこうして転職系のブログを書いていますが、自身のこれまでの社会人経験の中で大きく価値観の変遷がありました。

会社に全てを捧げてでも給与アップして責任のあるポジションを担いたい!
と思って仕事をしてきた時期もあり、それはそれで結構なことだと思いますが、もう少し多様性について考えてみたいと最近は思うようになりました。
以前の日本社会の企業であれば、会社に入社した途端おおよその先行きが見えていました。30代で課長になって、家を購入し、40代で部長になって・・・という具合にです。
会社という電車に乗っていれば、数十年先までのレールが見えていた時代です
しかし、現在は全く違っています。
生き方の多様性を考えてみる
以前の社会であれば、少々の嫌なことがあっても、『先行き透明』であったため多少の我慢をすればいつか報われるという思いで働いてきた人も多いと思います。
しかし、今の時代中々そうはいきません。嫌なことがあっても我慢すれば報われる時代の終焉とも言えると思います。
そうであれば、みんな自分に素直になって正直な気持ちで生きていった方がよりよい人生が拓けるのでは、と思います。
政府も公に『副業』を認める時代です。
これは、多様性を認めざる得ない現実の裏返しだと思います。
既に終身雇用制度は維持できないとあのTOYOTAですら公言している時代です。給料も右肩あがりにはなりません。会社だけを信じて働いていれば何とかなる時代はもう終わったと思います。
トヨタ自動車の豊田章男社長の終身雇用に関する発言が話題を呼んでいる。13日の日本自動車工業会の会長会見で「雇用を続ける企業などへのインセンティブがもう少し出てこないと、なかなか終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」と述べた。
そうであれば今後どのように生きていくか、私たちは考えていくべきだと思います。
取り立てて特技がないと感じている人がほとんどの世の中です。自分は何もできない人間なんだ!なんて悲観する必要はなく自分の中で新しいライフスタイルを模索することをこの際楽しむしかないな~と思っています。

開き直り?(笑)
私も会社でもしっかり働きますが、会社からの所得だけではなく他の収入元を模索したり、趣味を持ったりして人生を楽しみながら生きていきたいなと思います。
また、今ではネットも発達していますし、よい翻訳機も出てきました。
日本にいなくてもいいし、資産も必ずしも購入する必要はなく、レンタルやシェアがしやすい時代にもなりました。
収入を増やすことも大切ですが、支出を見直したり、ライフスタイルを大きく変えることを考えても楽しいかもしれません。
そういうことを考えたり想像しているうちに、新しくやりたいことや自分が何気なくやっていたことが実はすごく周囲よりも優れていること、当たり前だと思ってやっていたことがとっても人の役に立っていること、そんな発見があるかもしれません。

そう考えると、わくわくするねっ
先行き不透明な時代だからこそ、自分の多様性を問うことができる機会も生まれていると私は考えています。
まとめ
・終身雇用制度の崩壊、あのトヨタが言っている
・人口も減るし、政府も副業を推進
・こんな世の中だからこそ、改めて可能性や多様性を考えてみませんか?
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