こんな職場はやめとけ!私が受けたパワハラ②

コラム

この記事で分かることはこんなことです

・私が過去に受けたパワハラ被害の一部をご紹介
・パワハラに一人で悩まないでほしいということ

パワーハラスメント あなたが悪いわけではない

パワハラに関する記事第二編です。私がこれまでに受けたパワハラの実体験を公開するとともに、もし同じような目にあっている人がいれば、

チキ
チキ

悪いのはあなたではない!

ということをお伝えし、周囲への相談や環境を変えることを考えるきっかけにして頂きたいです。

大っぴらにパワハラをする上司、Pさんのケース

2社目に入社した国内企業で、入社当初から1年以上にわたって受けたパワハラ(前回の記事)から程なくたったころ、新しく変わった上司、Pさんからまたパワハラを受けることになります。

PさんのPはパワハラのPです(笑)

パワハラはある日突然にやってくる

入社してから2年ほど過ぎ、やっと仕事も少し慣れたころ、その時がやってきました。

当時の上司(元ヤンのこの上司は私のことを可愛がってくれた)がその上の上司とそりが合わず退職することになり、新しく上司になったのがPさんです。

Pさんは典型的な『5時から男』。(って意味通じますかね?)

昼間は全く仕事をしません。会社にも来ない(笑) 仕事は夜から。夜営業ですね(笑)ただ、夜の営業は悔しいですがうまかったですね。

プライドがとても高く、私のことをいつもバカ、バカ、給料泥棒、生活残業、と罵っていましたが、私は彼が●●大学卒と公称していましたが実は専門学校卒ということを知っていました。。。。

昼間は全く仕事をしないのですが、夜仕事を取ってくるのです。

しかし、酒の席で決まった案件というのはロクなもんじゃありません。そもそもコンプライアンス違反の案件や、ルール無法な取引きもありました。

そして、この案件を昼間に具体的に解決するのが私の当時の仕事でした。

責任を押し付けて、逃げる・・・

上司のトラブル案件も相当対応しましたし、社内の役員クラスに対する説明も私がしないといけませんでした。(Pさんは、ほとんどの案件をよく理解していなかったからです。今となってはよくラインマネージャーが務まったなぁと思います)

かなりやばい案件が多かったので、色々と苦労をしながらなんとか成約していくわけです。案件の説明を上層部にしないといけないタイミングでは、必ず急用が発生したといってその場には私だけ。

謎に上層部から詰められながらしどろもどろになりながら説明していました。おかげで仕事力は少しは向上したかもしれません(笑)

お手本のようなパワハラ 罵詈雑言、叩く、蹴る

ただ、とにかくパワハラがすごかったです。日常のバカ扱いはお手の物、トラブル時に顧客先に同行してもらった時には、お客様の目の前で私を悪者にする始末。。。。

頭をはたく、蹴る。仕事を押し付け自分は家で昼寝・・・・(夜行性だから)

問題になりそうな案件の内容が露呈しそうになった時などは、責任を私に押し付けてきます。

チキ
チキ

無理に取ってきたのはあなたでしょうが!(怒)

ただ、昼の部の仕事は私でないと対応できなくなっていったので、ある意味文句を言われることは減っていきました。

苦痛な接待同行 アルコール浸りの毎日が続く・・・

しかし、何と言っても苦痛は『夜』の営業、いわゆる接待に同席しなければならなかったことです。

週4日は接待でしたので、店の予約から手土産の購入など、私は昼も夜も働かされていました。ある時、会食費の清算でカードの上限に達したときは驚きましたね。

接待の時はお客様の身の回りの世話役、いじられ(いじめられ)役。お客様の前で上司からバカ扱いされるのはとても苦痛でした。

まともなお客様は、『客の前で部下を蔑む上司は間違っている』と仰って頂いていましたが。

とにかく帰るのは毎日深夜で酔っ払い状態。

接待では焼き肉を焼くのがとても上手になりました。鍋の取り分けもお手のものです。高級な焼肉屋に行くのに、私は焼く係。

上司とお客様が美味しそうに食べるのを横目に見ながら、せっせせっせと肉を焼きます(笑)

この上司(Pさん)からは思いっきりパワハラを受けましたが、昼の仕事ではいつしか立場が逆転していたので、そういう意味ではどこか心に余裕はありました。

しかし生活スタイルが激変して、昼もアルコールで体が充満していました。血便が出たりと、肉体的には非常につらい思いをしました。

この上司はパワハラで大変社内では有名な人で、わたしがパワハラを受けているのは周知の事実でしたが、なぜか大っぴらに助けてくれる人はいませんでした。

のぞき見チキ
のぞき見チキ

今考えると、なんで誰も助けてくれなかったんだろうと思います。

確かに実績は曲がりなりにも上がっていた人でしたが、部下が相当ひどい目にあっているのに見て見ぬふりをする当時の職場にも問題があったように思います。

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パワハラが終わった日

そして、このPさんからのパワハラから解放されるキッカケになったことはある日の接待でした。

連日の接待が続き、体には常に酒が入っているような状況で当時は仕事をしていましたが、この日も例外なく夜の部が始まりました。

得意先のお客様2名と、弊社側はPさん、私の尊敬する先輩Mさん、そして私、で会食が始まりました。

その日はいつになく酒の周りが早く、途中から酩酊状態に・・・(笑)

2軒目のお店に入ってから、これまで我慢をしていた私のスイッチが入ってしまったようです。(ちなみに、当時の記憶はありません・・・)

先輩Mさんの話によると、お客様が目の前にいるのに急にスイッチが入ってしまった私。

これまでのPさんから受けてきた仕打ちに対する思いを、それはそれは汚い言葉を使い、お客様の前でぶちまけたそうです。

チキ
チキ

やっちまったな!

しまいにはPさんの胸倉を掴み、更に汚い言葉で罵る始末。。。

Pさんは怯え黙り込み、見かねた先輩は私を強制退散させたということを、次の日会社でM先輩から聞きました。

『いやぁ~、チキ昨日はすごかったね~(笑)』

あまりにも酷い話の内容を聞かされ、青ざめる私・・・・どうしよう・・・・

その日の昼、Pさんが出勤してきました。Pさんの姿を発見し、すぐに駆け寄るサラリーマンな私(笑)

『昨日は、本当に申し訳ありませんでした!』

深々と頭を下げ、殴られるかもしれないと覚悟をして、頭を上げました。

『いや、いいんだよ。気にしないで』

一言、上司からのその言葉を最後にPさんからのパワハラはなくなったのでした。

その後、私は関与していませんが、重大な不正が発覚してしまい、Pさんは会社を去ることになりました。

普段は穏やかな性格なので、キャラ変が功を奏したようです(笑)真似するのはおススメしませんが・・・

と、言うことで、2人目の上司のパワハラエピソードでした。

パワハラを受けているみなさん!パワハラじゃないと思いこまないでください!苦しくなってだめになってしまう前に、なりふり構わず救いを求めましょう。


まとめ

今こうして思い起こしながら書くと、軽い感じもしますが、当時は決してそんな楽観的な気持ちではありませんでした。

本当に我慢に我慢を重ねていました。また、当時は昇進や評価にこだわっていた自分もいました。

だから、パワハラを受けていることを問題にするのは、自分の評価が下がってしまうという変な思い込みもありました。

本当に手遅れになる前に、パワハラにあっている人は対処してほしいと思います。

・パワハラは少しの環境の変化でも突然やってくる
・パワハラを受けているあなたに落ち度はないです
・パワハラに我慢は不要です。自分一人で抱え込まないでください

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