企業の評判(口コミ)、調べてますか?
あなたはしっかりと企業を選んでいますか?
転職を検討するにあたり一番怖いと感じること、それは
転職失敗(こんなはずじゃなかった)
となることです。
転職活動を始めると、『転職すること』自体が目的になってしまいがち。
内定を獲得することに集中するあまり、応募先の企業の実態を調査しないのは転職活動の大きな落とし穴となります。
今回は企業の評判を事前に知ることのメリット・デメリットについてご紹介します。
特に、どのようなポイントについて調べるべきかについてご紹介しています。
知らないと損ですよ・・・
市場調査に見る『企業の評判(口コミ)』を調べることが重要な理由
まずは、転職サイト『エン・ジャパン』の調査を基にしたこちらのデータをご覧下さい。
転職前と転職後、ギャップを感じた割合について知ることができます。
やはり色々なところで見かける転職後のギャップとして挙げられる理由が多いですね。
そして、転職後にギャップが生まれた原因についての調査結果がこちらです。
上位2つの理由は企業の評判を事前に調べていないということです。
このようなデータから見ても、転職後のギャップを極力少なくするためには企業の評判をあらかじめ調べておくことがとても重要であることが分かります。
それではどのような観点で調べるべきかという事について、お伝えいたします。
企業の評判(口コミ)は『転職会議』で調べてみましょう
企業の評判を調べる方法は色々とあります。
②インターネットサイトで評判を確認する
③カジュアル面談を利用してみる
今回は②の方法を主にご紹介します。②については、色々なサイトがあります。
筆者が特におすすめするのはこちらのサイトです。
1分程度の無料登録で全ての口コミの閲覧が可能です。
GMAIL, ヤフーメールやFACEBOOKアカウントなどとも連携しているので、すぐに登録完了します。
筆者が一押しの理由、それは
入社後に結構当たってると感じたから
ということです。
実際に転職活動中はかなりお世話になりました。率直に利用させて頂いてよかったと思っています。
また、気になる企業は応募できる転職エージェントのサイトともリンクしているため、次のアクションも起こしやすいことも魅力の一つです。
それでは、どのような点に注目して企業の評判について情報収集すべきか説明していきます。
企業の評判で調べるべき最重要項目は『企業文化(社風)』
統計から分かる企業文化(社風)を知る事の重要性
先ほどのデータをもう一度ご覧下さい。
転職後のギャップランキングで1位はやはり人間関係ですが、社風に関する項目が堂々の第2位を獲得しています。
また、4位の『仕事の進め方が合わなかった』も企業文化(社風)に準ずるものと考えてよいでしょう。
このように、統計データからみても企業文化(社風)に関することは重要です。
転職者の感じる社風のギャップは想像以上にキツイ
キャリアの転職活動者は、現職でもそれなりに過ごしてきているはずです。
経験、勤続年数ともにそれなりであり、現職の企業文化に少なからず慣れていることは間違いないでしょう。
即戦力として転職先でパフォーマンスを発揮するためには、自分の能力が募集要項にマッチしていることはもちろんのことです。
しかしそれだけでは足りず、自分の人間性が企業の文化に合っていることも実は相当に大切な要素です。
転職者の中には、入社数ヶ月~半年以内で早々に見切りをつけて次の転職先に移る人が一定の割合でいます。
彼らの中には社風が全く合わないという事が理由で転職している人も大勢います。
新卒入社の新人は会社に染まっていません。
一方私たち転職者は、
良くも悪くもある程度今の会社に染まっています
転職先の社風が想像と全く違っていたら、相当に居心地が悪いです。
仕事のパフォーマンスを発揮するどころではありません。
社風が少し違う位と舐めていると、後で本当にイタイ目を見ることになります。
それだけ、経験者である我々キャリアの転職活動者は社風には気を付けるべきです。
中途採用者があまりいない職場や、上司が生粋のプロパー(新卒入社後一度も転職経験なし)だったりすると本当に言葉が通じない位の時もあります。
非常に見極めが大切なポイントです。
給与に関する項目の調査はほどほどにしましょう
転職活動で年収を上げることが目的の人はたくさんいらっしゃると思います。
しかし、企業の評判を調べるサイトで、年収の項目ばかり調べるのは特別有効ではないと考えます。
その理由は、
年収交渉は転職面接の場ですればよい
からです。あまり平均値を調べたところでメリットはありません。
それよりも、より良い年収交渉ができるための準備を整えた方が賢明でしょう。
人間関係・仕事内容についてはどう調べるべき?
残念ながら人間関係や仕事内容については、多くの情報は得られません。
実際の配属先によって、上記は大きく変わるからです。
仕事内容については、転職面接の場で十分に確認することをおすすめします。
人間関係(特に上司や同僚)については、インターネット情報での確認のしようがありません。
これも実際の面接の場で、組織構成や雰囲気、配属先の男女比や年齢層について質問するのがよいと思います。
一点、人間関係や仕事の内容を知るのによい指標があります。
それは、残業や働き方に関する項目です。
長時間労働や休日出勤などの口コミが多い企業は、残念ながら職場の環境もギスギスしていたり厳しめの社風であることが想像されます。
口コミ数が相対的に多い企業は離職率が高い?
同業他社と比べ口コミの数が非常に多い会社があります。
口コミのサンプル数が多いことは、利用者にとってはありがたいのですが、実は業界の中でも離職率の高い会社であることが多いです。
このように、相対的な口コミ数についてもチェックするだけでも出入りの激しい会社か否か想像することができます。
退職理由についてもしっかりと口コミが掲載されているので、どのような理由で退職に至ったかという情報も入手することが出来ます。
転職会議で企業の評判(口コミ)を調べるデメリットについて
正確にはデメリットはありません。
しかし、利用の仕方によってはデメリットになる点がいくつかあります。
ネガティブな情報にあまり振り回されない
そもそもな話ですが、このようなサイトに登録・閲覧する人はどのような人でしょうか?
そうです。あなたのことです。
転職を考えている人ですね
転職を考えている人は少なからず現職を退職したい『理由』があります。
口コミにはその理由がたくさん記載されています。
そう、つまりネガティブな情報も一定数掲載されているという事です。
この点がサイトを上手に利用できるかのポイントになります。
そもそも現職に満足している人はよっぽど暇じゃない限り、企業の評判サイトに情報掲載などすることはないでしょう。
従って、ネガティブな情報を見た時も、全てを鵜呑みにせず冷静に情報を分析することが大切です。
また、ネガティブな情報に極端に囚われてしまうと、転職活動(面接)に及び腰になってしまう可能性があります。
せっかく有効な情報でも、マイナスに作用すると意味がありません。
あなたにとって『ポジティブ』な転職活動になるための利用のしかたを考えてみて下さいね。
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主観的な情報が多いこと
また、掲載されている情報は主観性が強いです。
客観性を以て編集された情報ではないため、同じ現実でも人によっては見方が全く異なるということを忘れてはいけません。
そして、大手の企業であれば色々な部署があり、部署によっては全く別の会社であるようなところもあります。
閲覧した情報はあなたの配属される部署でない可能性も十分にあります。
情報はあくまでサンプルであり、どうしても懸念があるのであれば、転職面接の場で確認しようという考えに変換しましょう。
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転職会議が面白いからといってハマりすぎに注意しましょう(笑)
この記事の最後になりますが、この手の口コミサイトは一度読み始めると面白くて止まらなくなります・・・
一番チカラを入れたいところは、
転職活動そのものですよね
ついつい面白いからずっと見てしまうこともあるのですが、あくまであなたの転職活動を前向きにサポートする媒体として利用してみましょう。
ハマりすぎには注意なのですが、転職活動には活用すべき情報なので、ぜひ登録してみて下さい。
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ご利用は計画的に・・・
企業の評判(口コミ)に関する記事まとめ
ということで今回のまとめです。
・ネガティブな情報に踊らされないようにしましょう
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