こんにちは、ブラック企業出身のチキです
悲痛な経験をもとにあなたの天職をナビゲートします(笑)
新卒で入社した企業は超絶ブラック企業だった・・・
現在はブラック企業を辞め、超ホワイト企業に勤務している筆者です。
ホワイト企業に初めて転職した時は、ブラック企業との時のクセが抜けず、そのギャップに慣れるまでに結構な時間を要しました。
その時の体験談をまとめてみたいと思います。
果たして筆者はブラック体質から抜けることができたのか?(笑)
ブラック企業大賞が定義するブラック企業の定義
こちらが、ブラック企業大賞の定めるブラック企業の定義らしいです。
私の初めての職場は当たり前のように全てが当てはまっており、このくらいまだまだといった感じです・・・
そんなブラック企業で1年半程度勤務した筆者ですが、転職したホワイト企業とのギャップに慣れるのに苦労しました。
過去の懐かしいエピソードをご紹介します。
①歯が折れても客先訪問してドン引き
入社して初めての上司とのお客様訪問を翌日に控え、前日は資料の準備をしていました。
寒い冬の日に自転車で帰宅していたのですが、大コケしてしまい転倒してしまいます。
コケたおかげでくちびる裂傷、前歯2本が折れる大けがをしました。
泣きながら帰宅し、その足で救急病院に行くことに・・・
応急処置をしてもらい、会話もできない状態でマスクを着け翌日客先へ向かいました。
初めて会うお客様と上司がマスクをした私(しかもしゃべれない)を見て、すぐに何か怪しいと気づかれます。
口元に大けがをした私を見てお客様と上司ドン引き!!
(お客様)
御社はこんな状態の社員でも出社させてるのですか?
そりゃ、そう言われますよね・・・(でも当時の私はアポイントがあるので絶対出勤しないといけないと思っていた)
上司からは心配されるを通り越して、逆になんで事前にいわなかったんだと怒られてしまいました・・・
【ブラック企業の掟①】死んでも出社しろ!
ケガのおかげで前歯4本差し歯にすることになり、以前より口元イケメンになりました・・・
②上司の前では立ちっぱなしが基本
会社ではよく上司に相談する場面ってありますよね。
私の場合は、まず上司に相談してよいという事が感激でした。
ブラック企業では、相談は弱音、自分で考えろ!ボケぃ!
というのが基本スタンスだったからです。
つまり、上司にはマネジメント力はゼロの気合いだけの人が大勢いました。
私が以前どんなブラック企業で働いていたか、そろそろ興味が出てきましたか(笑)
そんなみなさんのために、ここで以前のブラック企業体験記の記事をご紹介しておきます。
どうでしょう?かなりヤバかったでしょう?
話を戻します・・・
私がいたブラック企業では上司と会話するときは基本的に直立不動です。
ですから相談をしていて、少し長くなってもずっと立っている私を見て、いい加減もう座ったら?と声をかけてもらった時はビックリしました・・・
(上司)
逆にずっと立たれてると俺が立たせてると思われるからヤダよ
と言われ、普通の会社はこんなものなのか?といちいちビックリした記憶があります。
【ブラック企業の掟】上司とは直立不動で会話せよ!
③電話していたら声がデカいと怒られる
前職は壮絶なテレアポをさせる会社でした(私はテレアポがうまかった)
テレアポは声の張り、トーンなどがとても重要なのです。
このクセがホワイト企業でお客様と電話で話しているときも抜けていなかったみたいで、周囲からは声がデカい、うるさい、とイジられていました。
(上司)
お前の電話は大げさでキモイ、もっと普通に話せ
ショックでした。電話でお客様と普通のトーンで話をしていいなんて・・・
④目標達成できていなくてもあまり残業するな、早く帰れ
入社一年目なんて、急に成果が出せるような会社に勤務していなかったこともあり、形式的な目標(ノルマ)は与えられていましたが実質業績目標の達成は難しかったです。
数字(目標)行ってない奴は家に帰れない
本当にそう教育されていたので、毎日夜遅くまで何とか仕事を見つけて残業をしていました。
そんな私を見た上司が一言。
(上司)
残業してばかりだと会社からも怒られるから早く帰りなさい
これには衝撃でした。
日々のノルマが達成できていない人は罪人扱いをされ、夜遅くまで残業・休日出勤は当たり前だったからです。もちろん残業代も休出手当も出ません。
また、チームで協力したり、先輩の案件を分けてもらったり一緒にやらせてもらったりということもありました。
以前の職場では、人の仕事を奪って出世した人はいましたが、カバーしあったりして目標達成をするような環境ではなかったので大変驚きました。
そして、ブラック企業では本当にこう言われていました・・・
【ブラック企業の掟】数字いっていない奴は生きてる意味がない
⑤お前さぁ、断れよ・・・
ある時仕事を終え直帰して家の近くまでたどり着いた時、上司から飲みに行くぞと連絡がありました。
上司がいる場所は現在地から1時間以上、家とも会社とも全く逆方向でしたが私はすぐに向かいました。(電車を乗り継いで)
特段行きたくはなかったのですが、これが当たり前だったからです。
居酒屋で上司たちと合流して、やけに遅かったなと言われ事情を話しました。
そこでまたしても上司から一言・・・
(上司)
そこまでして来んでも・・お前、断れよ!
ここで上司が言いたかったことは、事情があるなら断りなさい。何でも人のいう事を聞くことがいいことではない、ということでした。
まぁ、飲み代はおごってもらいましたが(笑)
【ブラック企業の掟】上司の命令は絶対
⑥常に自分を責めてビクビクする
なんだかんだ言って、このクセが緩和されるのに時間が掛かりました。
ブラック企業では褒められることは基本ありません。
一つでも落ち度があると、詰めて(怒られて)、詰めて、詰められまくります・・・
数字がいい時だけは、このような上司なのですが・・・
目標に到達していないと、こんな感じになります・・・
(※北斗の拳より)
これが社員には染み付いてしまって、常に自分はどこかダメなんじゃないだろうか、人に迷惑を掛けているのではないだろうかという悩みに苛まれます。
私もこのマインドセットが強かったので、転職後は随分と悩みました。
自分は役に立っていない、辞めた方がいいのではないだろうか・・・
また、辞めろと言わない会社に対しても、なぜ言ってこないのだろうかと疑問に思っていた時期があります。
チキ(筆者)さん重症ですね・・・
誰からも怒られていないのに悲観してみたり、数字目標が到達していないことで必要以上に自分を責めたツラい時期がありました。
目標管理に、研修受講などの能力開発や有休休暇を取得することの欄があったことに衝撃を受けました。
この会社は本当にこんなんで大丈夫なのか?
と無駄にホワイト企業であることの心配をしたこともあります。
とにかく、普通に働けるというありがたさを享受できるまでにかなり時間が掛かったと思いいます。
この記事を見て当てはまるところがあると思った方へ
以前はブラック企業で働いていて、ホワイト企業に転職できた方。
そのメリットを十分に感じて下さい。
また、今ブラック企業で働いていると痛感した方。一人で悩まないでください。現状を打破するためにまずは情報収集を!
あきらめないでください。
コメントや問い合わせページからコンタクト頂ければ、
私でよければ相談に乗ります!
ホワイト企業でもハラスメントはある事実
これは、私が声を大にして訴えることができなかったことも原因ですが、ホワイト企業でもハラスメントはあります。
ご参考までに、ホワイト企業で私が経験したパワハラ体験談もご紹介しておきます。
今回はここまで~
コメント