この記事で分かることはこんなことです
効果的なスケジュールの組み立ては転職活動成功につながる
転職活動にかかる平均的な期間をご存知ですか?
転職活動にかかる平均的な期間は2~3か月程度と言われています。
筆者の場合は、合計で4か月かかりました。前職を退職して、無職期間は7か月でした。
この平均的な活動期間を見て、みなさんはどう思われますか?
私としてはこの2~3か月という期間は、
転職活動に集中することができる期間
だと思っています。人の集中力はそんなに持続しません。
ある程度決めた期間で効果的なスケジュールにすることが大切
2~3か月で転職活動を終えることができると、理想的だと思います。
その期間の中で理想の内定を手に入れるためには、転職活動準備ができている上で効果的なスケジュールを組み立てることが必要です。
大切なのは、効率よりも効果的なスケジュール方法です。
効率を追求すると、一つ一つの面接の準備がひっ迫する可能性があります。
その結果、せっかく面接にたどり着いたのにしっかり準備ができず万全の態勢で受験できない可能性があります。
これではもったいないですよね。
一つ一つの面接はそのどれもが貴重な機会です。
どの面接もしっかりと準備して受験できるように効果的なスケジュールの組み立て方が大切になります。
キャリア採用の一般的な選考スケジュールをおさらい
まずは、キャリア採用の一般的な選考スケジュールについておさらいしてみましょう。
こちらの図をご覧ください。
だいたいどの業界の面接もこのようなフローになると思います。
書類選考から内定までで1か月程度ですね
つまり、内定を1社獲得するまでにうまくいって1か月かかるという事になります。
転職活動のスケジュールの引き方
筆者の転職活動スケジュールをもとに考えてみる
1社の内定を獲得するのに約1か月かかる。言い換えると1社の選考過程を最後まで終えるのには約1か月かかるということです。
このことを踏まえて、実際に私が転職活動をしていた時のスケジュールを見てみたいと思います。
因みに無職中のスケジュールですので、在職しながらの転職活動はもう少し工夫が必要になります。
スケジュールは、日程調整から結果まで含めた線引きにしています。
スケジュール群は3つに分けています。書類応募する固まりの企業群で分けています。
星のマークが実施時期です。例えばWEB試験のところの星マークはその日にインターネットでWEB試験を受けたという事になります。
1週間の初めに書類応募します。これを週単位で行います。
だいたい毎週月曜日に書類選考の企業を申込みます。
そして、一週間に大体1社~2社の面接が受けれるようにしていました。
一週間に2回以上は私は面接受験は無理でした。準備がしっかりできないからです。
書類の合格率は平均20%くらいと言われています。
とすると、5社申し込んで面接に進める会社が1社という計算になります。
面接を数多くこなせる人は、1回の書類応募で10社申し込んで2社面接を獲得する、といった流れになると思います。
私は比較的書類合格率が高かったのと、企業を狙い撃ちして受験していたので一回の書類応募は2~5社位でした。
どうでしょうか?このスケジュールは余裕があるように見えるかもしれませんね。
スケジュールには見えないタスクもたくさんある
スケジュールだけを見ると余裕な感じがするかもしれません。
でも実際は、その期間中に準備しないといけないことはたくさんあります。
具体的には、
こうした準備を上の転職活動スケジュールと並行して実施する必要があります。
そんなに余裕なスケジュールにはなりません。
特に毎週面接が入りだしたりすると、個社事の志望動機やアピールポイントを用意することは簡単ではありません。
なので私は、書類選考~最終面接までの一括りの流れを一週間単位でずらして実施することである程度転職活動をルーティン化してリズムを作っていました。
流れの作り方は転職エージェントにも相談するのがおススメ
転職活動の流れの作り方はあなたの転職エージェントに相談しながら行うとよいと思います。
企業との日程調整などは個人で申し込むと思いのほか大変です。
メール一つとっても、返信の文面チェックや送信タイミングなど気を遣うことも多いです。
エージェントにお任せすることで大幅な時間の削減につながります。
志望度の高い企業から受験した方がいい理由
また、転職活動準備が万全であることが前提ですが、志望度合いの高い企業から受験することが鉄則です。
面接は志望度合いの高い企業から受験していった方がモチベーションの維持に繋がります。
志望度合いの高い企業から優先的に受けていき、合否判定を待ちましょう。
志望度合いの高い会社から結果が分かっていく方が、実際の面接でも
『御社が第一志望です』と言えるからです。
これ、結構大切なポイントです。
志望度が高い会社から優先的に受けていくことで、その時その時一番の熱意を持って受験することに繋がります。
また、筆者の転職活動サイクルを実施すると、1か月に2社合格できる可能性があるという事になります。
とはいえ、この計算は書類選考に受かる企業が毎週1社あって、その企業が必ず最終合格すると仮定した結果です。
実際は一次面接で敗退することもあり、もっと厳しいと思います。
転職活動開始後、この勝率の様子を見ながら受験対象企業の絞り込みや拡大を考えるとよいと思います。
まとめ
ということで、今回は転職活動期間中のスケジュールについてまとめてみました。私はこのスケジュール方法でしっかりと内定を勝ち取りました。
スケジュールの組み方は人それぞれですが、ご参考になればうれしいです。
ということで今回のまとめです。
・一週間単位で応募しながら転職活動を進めていく
・志望度の高い企業から受験したほうがよい
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