この記事で分かることはこんなことです
転職面接は流れが大切
アピールポイントと同じくらい話の流れが大切
転職面接はいかに限られた時間で自分の職務経歴やスキルをアピールできるかという事が大切です。
そのために、色々な面接対策に関する情報があります。
転職面接の最中、アピールすることばかりで埋め尽くされればよいかもしれませんが、そうでない面接も実際にはたくさんあります。
例えば、質問の回答に困ったケースや予想以上に面接があっさり終わってしまって、他に何かしゃべらないといけないと焦ってしまうようなケースです。
転職面接では、あなたのすばらしさを的確に伝えることも重要ですが、通常のビジネスと同じように『流れ』というものも大切です。
しっかりと会話の流れを作り、全体としてタイトにまとまった筋肉質な転職面接の場にしたいものです。
話の流れが変わった時に思わずぼろが出てしまう
転職面接はある程度決まった流れがあります。
そうであればその対策だけやっておけばうまくいくのではないか?それが中々うまくいかないのが転職面接です。
なぜなら、面接官は会話の軸を揺さぶることであなたの本質を知ろうとしているからです。
いわばこれは高等な心理戦に似ています。
転職面接のセオリーから少し外れた会話になった時に、応募者のホンネが思わず出ます。
面接官はその瞬間を見逃しません。
不測の事態は起こる そのために言わないことを決めておく
一般的な転職面接の流れというものは存在し、当ブログでは何度もそこに触れています。
しかしながら、その流れは崩れ不測の事態が起こることがあります。それがオトナの転職面接です。
だって、面接官は流れを変えるような質問を選んでいますから・・・
せっかくそれまで良い流れで面接が進んでいても、思わぬ方向に話が流れることがあります。
その流れに飲み込まれてしまうと、これまでの良い流れは覆ります。
もし流れが変わってきたときに、あなたは焦るでしょう。
焦ってもいいんです。焦った時に下手を打たない対策をしておけばいいのです。
その対策の一つが今回の記事の内容です。
言わないことリストを作る
準備は簡単です。事前に言わないことを決めてリストを作る。そして面接前に確認する。それだけです。
アピールポイントにばかりフォーカスしてこの対策をやっていない人、ほとんどではないでしょうか?
私も転職活動中は言わないことリストを作成していました。実際の例に基づいてご紹介をします。
①待遇や労働環境への不満
これが原因で転職を検討する人がほとんどなのに、実際に転職面接では言ってはいけないというのが今の時代の暗黙知になっています。
それには理由があります。
待遇や労働環境に対する不満というのは個人の見解であるため、面接官にはそれが客観的事実として伝わりにくいからです。
もちろん、そうしたことに少なからず不満をもっているから転職活動をしていることを面接官は知っています。
その不満を不満ではなく、モチベーションや転職動機・志望動機としていかに魅力的に伝えることができるかということが転職面接に求められることだと理解しておきましょう。
言い換えるとただの愚痴になってしまうようなことは言わないという事です。
②人間関係に対する不満
これも上記と同じくです。転職動機となる項目の筆頭候補ですが、これも実際にストレートにいってはいけないことです。
③勤務地や将来的な職務についてのこと
これは、『ノー』と言わないと決めていたことです。
将来的な転勤や職務が変更する可能性がある、という事は転職面接の終盤で言われることが結構あります。
その時にそれは困ります、などという返事は絶対にしないと決めていました。先の事は考えても分からないし、あまり決めつける必要もないでしょう。
入社してから考えればいいことでもあります。
残業があることに対する拒否反応も『ノー』と決めていました。
残業が多く入社したくないと思えば、内定辞退すればよい話です。
④他社選考がなくても、ないと言わない
転職面接では他社の選考状況について聞かれる可能性が高いです。
一般的には、他社からもよい評価を受けている候補者を採用したいと面接官は考えます。
他社での評価が高いという事は、それだけ客観的に見て優秀だと判断されているという裏付けになるからです。
『御社一択でしか受験していません!』
というようなことをいうと逆効果なので止めておきましょう。
転職面接を進めていく中で、他社選考が途切れてしまう時期は少なからずあります。
その時唯一選考が進んでいる企業を受験した時も、他社の選考は現在ないということを言わないと決めていました。
最低『1社』へ選考が進んでいると言うようにしていました。
本当はウソはよくないですが・・・
言わないことリストは人それぞれ
ということで、いかがでしたでしょうか?
転職面接で流れが変わった瞬間や、想定外の質問をされたときに思わず受け答えで出てしまう可能性があることはマイナスポイントであったりします。
それはなぜなら、本人がそのことをマイナスだと思って隠しているからです。
面接官はありとあらゆる質問であなたが本当に考えていることを探ろうとしてきます。
面接の中盤以降でそうしたぼろが出てしまわないように、言わないことリストはしっかり作成しておきましょう。
一度作成してしまえば改編する必要はほとんどありません。
不測の状況になったときの受け答えで、減点評価をもらわないように事前に何があっても言わないということを決めることを強くおすすめします。
また。言わないでおこうということは人によって違います。
あなたにあった『言わないことリスト』をぜひ作成してみて下さいね。
一般的な転職面接の流れと対策はこちら
まとめ
・マイナスのホンネが出ないように『言わないことリスト』を作成しておきましょう
・言わないことは人それぞれ。自分だけのリストを準備しましょう
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