この記事で分かることはこんなことです
リファラル採用って知っていますか?
リファラル採用ってご存知ですか?
在籍中の社員の知り合いや取引があった人を、リファラルの文字通り【推薦】するという形で、一般応募とは違う採用ルートとして応募するという採用形式を指します。
このリファラル採用は近年非常に注目されている採用方式です。
面接の前にカジュアル面談などもあり、正式な選考ルートに乗せる前に精度の高いマッチングの場があるということも大きな特徴です。
Win-Winの関係になれる?そのメリットとは?
また、採用企業側、応募者側それぞれに以下のメリットがあるとしています。
たくさんある応募者側のメリットはこのような感じです。
採用企業側のメリットはこのようなものです。
リファラル採用のメリットを筆者は享受できたのか?
結果は全滅(笑)
ということで、素晴らしい制度であるにも関わらず、私には向いていない制度のようでした(笑)
さて、そんな私のリファラル採用枠の面接全滅ストーリーを、リファラル採用の恨みも一部交えながら書いてみたいと思います(笑)
1社目:元在籍していた国内大手IT企業
人生初の出戻り入社試験
いわゆる出戻りというやつです。
私が退職した当時は出戻り制度は認められておらず、まさか元居た会社に戻るなんてことは考えもしていませんでした。
元々前職を退職してからは、しばらく放浪の旅をしたり、人生の目的を見失いかけていました。
ですので、すぐに転職活動はせずにぷらぷら過ごしておりました(笑)
どこからかそんな私の体たらくを聞きつけた前の会社の上司(課長)からある時連絡がありました。
あ、●●さん、お久しぶりです。どうしたんすか?
おう、チキ。お前会社辞めてふらふらしとるらしいやないか!
何やっとるんや!うちに戻ってこい!今度取り合えず飲みに行くぞ!
こんな感じで、なんの前触れもなく出戻りの誘いがあったのです。
しかも私はリファラル採用枠を超えた『特別採用枠』で元居た会社を受験することになりました。
意気揚々と『特別推薦枠』の転職面接に臨む
私の場合、特別採用枠ということで本来は
と進む一般ルートとは違い、
配属先部署の部長との事前面談を終え、採用後の私の担当する企業や業務内容も事前に知っていました。
そしていよいよ問題の面接に臨みます・・・
面接開始後早くも暗雲が立ち込める・・・
もともと慎重な性格ですので、しっかりと面接の事前準備をして臨みました。
面談相手は人事統括部長と配属先部署の役員。
私はこの配属先部署の役員さんの事は、在籍していた時から知っていました。
そして、面接が始まります。
挨拶をして着席し、人事部長と目が合いました。なんかイヤな予感がする・・・
それでは自己紹介と志望動機をお願いします
予想通りの一言から面接が始まりました。
元々同じ会社です。私の評判は事前にしっかりと調査されているはずです。
私の元上司で役員手前まで出世している人にも、私の当時の勤務態度や業績について確認があったそうです。
上手く説明しておいたと言ってくれていました。
志望動機を話し終わると、いきなり流れが変わります。役員の人から、
・なぜ弊社を退職したのですか?
・なぜ転職活動開始する時に一番初めに弊社に申し込まなかったのですか?
・なぜ前回退職する時に色々な人に相談しなかったのですか?
・戻ってきてもやる事は基本的に変わりませんよ?それでもいいんですか?
・戻ってきても新しい経験はできないと思いますが・・・
・やりたい業務内容とマッチしているとは思えないのですが・・・
人事部長からは、
・他社も受けているようですが、なぜ弊社よりも先に他社を受験しているのですか?
・戻ってきたら骨をうずめる覚悟は本当にあるんですか?
・また辞めたくなったらどうしますか?
・弊社の悪い部分も分かっていながら戻ってくるのはなぜですか?
・希望が通らないこともたくさんありますが、どうしますか?
・どうしても戻りたいとなぜ強く言わないのですか?
あまりにも変な質問攻め(笑)
あまりの展開にあきれてしまいました。
この人たちは、なぜ私を落とす理由を探すように面接してくるのだろう?
前向きに返答しても、必ずネガティブで返してきます。
特に人事部長は私の入社意思をこれでもかという位にしつこく確認をしてくるのです・・・・
可能な限り冷静に丁寧に返答する
ただし、ここで折れるわけにはいけません。
どれだけの人たちの協力があって今回の面接が設定されているか、その重みを私はよく分かっていました。
しっかりと、大げさに感情的にならず、熱意を持って冷静に返答を開始します。
あの、入社意思が伝わらないのは私のお伝えの仕方が悪いのかも知れません。そうであれば申し訳ありません。
もう一度しっかりとお伝えさせて頂きます。私は今この面接の場に立たせて頂いているということはどういうことか、よく理解しているつもりです。
ここまでたどり着くために、本当に多くの方にご支援を頂き、また事前の決裁では御社の役員TOPの方のお手を煩わせていることも承知しております。
そうして皆様の多大なご支援の元、私はこの面接にこうして望ませて頂いていることが、どのような意味合いであることか、心得ているつもりです。
確かこのようなことを話したと思います。
ただ入りたいです!!!と伝えるのも、出戻りという立場、そして年齢を考えると、静かに、しっかりと入社意思を伝えるべきだと思いました。
面接が終了して、人事の人がなぜか謝ってきました。
しつこく確認しすぎて、気分が悪かったでしょう。ごめんなさいね。
私は言いました。
謝るくらいなら初めから言うなよ
ココロの中で・・・
コネ入社からも見捨てられる男・・・
ということで、『特別枠』での私の面接は終了しました。
スキルの確認はほとんどなく、過去の選択を過ちのように責められました。
そして卑屈な質問をしたかと思いきや、入社意思をごり押しで確認してくる。
私の離職期間が長くなってきているからこんな面接になったんだろうか、と面接終了後は真剣に悩みました。
しかし、それは違うということはその後の転職活動で明らかになっていきます。
後にも先にもこのような不快な面接はありません。
いったい何のための面接だったのか、いまだにその意味が分かりません。そして、当然結果は
不採用
別記事でも入社意思の大切さを記事にしています。
それは、私がこういった目に遭ったからです(笑)
すぐに転職が決まると思っていた私に、どこかおごったオーラがあったのかも知れません。
結果として私の転職活動一発目の面接は不合格となったのでした。
真の不採用の原因はなんだったのか・・・
私の不採用という結果に、同僚や上司はとても驚いていました。
いや、あり得ない・・・って。
仲の良い同僚も、うちの人事やっぱク●やな!!と暴言を吐いておりました(笑)
私の大変にお世話になった別の上司は、私の不採用がどうしても納得できないと言ってくれていました。
そして実際の内容を探ってくれたようで、後日として私にその内容を教えてくれました。
元々、面接前の事前申請の時に、現場の責任者(今回の面接担当者)が決裁責任者の役員に私の採用の件で印鑑を貰う前に説明に行ったようです。
その決裁責任者の役員の方は、社内でも有名なスーパーマンです。
しかし強烈な性格の持ち主で、社内では大変恐ろしがられている人だということは私も知っていました。
その人に私の件を説明する前に、別件の話をしたらしいのです。
そしてその後に私の事を話し始めたところ、メインの話の前にサブの話をしたということが気に食わなかったようで、
なんでそんな大切な人事の話を今、このタイミングでするんじゃ、てめぇこの野郎~xxxxxkrgpoakpkoae??gsrp
となったらしく、めちゃくちゃに怒られてしまったようです。
その件で相当委縮してしまったらしいと聞きました。
正直その話を聞いてもよく分かりませんでした。
ただ、私が不採用と連絡を受けた時に知った不採用理由は、人事部長が私の入社意欲が低いと思ったと聞いていました。
本来人事がNGでも現場が強くOKを出せば通るものなのですが・・・
確かに人事が強い会社ではあったのです。
こうした裏の状況もあり私の事を積極的に通すことができなかったのか・・・
ネガティブな質問が多かった理由は少しわかった気がしました。
まぁ、全体的に納得はしていませんけど。
不合格の通知を頂いたときはさすがに落ち込みましたが、ここから私の本気の転職活動が始まります。
転職面接惨敗記は次回も続く・・・
そして、転職面接惨敗記後編はこちらです。
こちらも中々あっぱれな不合格っぷりです。
まとめ
・どんなにコネがあっても、転職面接に落ちるときは落ちます
・やる気のアピールの仕方は大切です
・世の中にはどうにもならないことがあります(笑)
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