この記事で分かることはこんなことです
転職面接にはテクニックや準備が必要なことは認めます
転職面接には、あらゆる面からの対策が必要です。
このブログを読んで頂いている皆さんは転職活動の対策には余念がない方が多いと思います。
私もこれまで面接を受けてきましたが、やっぱりこれが大切だと思う点が3つあります。
皆さんはどんなことだと思いますか?
何とも意外な重要ポイント3点について、ご紹介したいと思います。
その1 笑顔(*^▽^*)
びっくりしましたか?なんじゃそりゃ?って(笑)
しかし侮ることなかれ。笑顔は最大の武器です。人生この笑顔だけで乗り切っている人もいます。
初めて面接官と対峙するときに、思いっきり微笑んでみてください。
面接は雰囲気作りがとても大切です。なぜなら、面接は「人と人」との対話であるからです。
採用における審査基準は色々とあります。
しれはあくまで人対人の会話で成り立っていることを忘れてはいけません。
あなたのその笑顔に思わずつられて、面接官も笑顔になるのです。
しっかりと口角を上げて微笑んでみてください。これは意外なほど効果があります。
器量がいいとか悪いとかいう話ではありません。面接官も人の子です。笑顔をされてイヤなわけはありません。
着席を促される時も、
今日は暑かったでしょう。さあ、どうぞお掛けください
なんて言葉が引き出せればいいですね。
百戦錬磨の面接官でいくら初対面の場面に慣れているとはいえ面接官もあなたがどんな人柄なのか、それは会って対峙してみないと分かりません。
必要以上に相手が上位であると意識しすぎずに、あなたの笑顔を見せてあげてください。
あなたのほうから面接の空気づくりを行うのです。
特に日本人の場合は無表情に見える人が多く、にこやかに微笑むといっても、顔が引きつっていたり、どこかぎこちない表情だったりするものです。
ご自宅で何度か笑顔を作る練習をしてみて下さい。
驚くほど笑えていない自分に笑ってしまうかもしれません(笑)
また、面接直前は化粧室で身だしなみを整える方も多いと思います。
その時に鏡に向かって笑顔を作ってみることを忘れないようにして下さい。
笑顔はあなたも、相手にも、緊張をほぐす最大の武器です。
さあ、やってみましょう!とびきりの笑顔を作ってください!
3…
2…
1…
こんなことをまじめに書くと、バカバカしいと思われるかも知れません。でも騙されたと思って一度やってみて下さい。
男女ともに実行していただきたいと思います。本当に大切なことです。
そして、自然と笑顔になれる位までに自分を仕上げて面接に臨んでください。
その2 やる気(入社意欲)
転職面接10分前に読んで頂きたい記事ですから、今更小難しいインプットはありません。
それゆえに、本記事は精神論に満ちています。
はい、しかしながら面接における選考には非常に大切な要素です。
あなたが突出したスキルと経歴の持ち主であれば、その輝かしい経験だけで入社できる会社もあるかも知れません。
しかしながら、大抵はほかの応募者と比較されることになります。
また、特に人事担当者は中途採用の入社後の定着率には非常に敏感です。
退職率が高くなると、人事担当者としては評価に響くケースもあります。
それだけ、志望度が高く熱意がある応募者を採用したいという意図があるのです。
応募者同士の能力が競っている場合は、やる気が高いと思われるほうを採用するケースが多いとよく聞きます。
実際に私も言われたことがあります。ある企業では、募集要件を満たすスキルが十分にあることに加えて内定辞退しない人にしか内定を出さないポリシーだと言われました。
そこで内定を出す前に(内定を出すことを前提で)入社意思を再確認されたことがあります。
それほど応募者のやる気(入社意欲)については、採用担当者の評価ポイントとしての比重が高いのです。
採用担当者の評価にもつながる項目でもあり、応募者が思っている以上に非常にシビアな目で見ています。
実際に内定を出しても辞退されると、内定を出した採用担当者としては非常に困るわけです。
内定を出すまでの募集企業側の手続きも大変なわけですからね。
大変な手続きを経て内定を出したら必ず来てほしいという気持ちが根底にあります。
志望動機や自己PRがしっかりしていることもとても大切なことですが、
言葉では表せない熱意(やる気)を面接の場でいかに醸し出せるか
が重要です。応募者の中には、応募先企業をどこか下に見ている人もいらっしゃいます。
このような、『オレは受かって当然(^_-)-☆』と思っている人が落とされるケースは、やる気が伝わっていないということが考えられます。
採用担当者の目は厳しいですよ。
当たり前ですが、やはり入社したいと強く思う企業を見極めて、優先的に応募すべきです。
転職活動も長期化してくるとかなり辛くなってきます。
短期間で内定を欲しいのであれば、初めからしっかりと準備をし、やる気に満ちた状態で志望度の高い企業を受けていきましょう。
必要十分な条件は満たしているのになぜか受からないという状況は、自分に自信を強く持っている人が陥りがちであると言えます。
自分はスキルも経験も十分であるはずなのに、なぜ内定がでないのかと悩んでいる方は少し考えてみて下さい。
私も以前勤務していた会社から戻って来いと強く打診があり、『推薦』という特別ルートで面接を受けたことがあります。
結果は落とされました。
面接前に、社内で役員レベルまで採用の承認を取ってもらったのです。
その上で実際の面接は形式的な最終面接のみという体裁だったのですが、落とされたときはびっくりしました。
後々聞いてみると、私の経歴的には何の問題もなかったが、『強いやる気が感じられなかった』とのこと。
これは人事担当者のコメントです。
実際の面接の時には人事担当者と配属先事業部長が面接官でしたが、通常人事が異議を唱えても、現場(配属先責任者)がOKを出せばそれで問題ないはずです。
しかし、私は落とされました。
このことは別記事にする予定ですが、そういうケースもあるということです。
★記事にしました★
その3 謙虚さ
新卒採用と中途採用の大きな違いは、中途採用はこれまでのキャリアをベースに採用選考が進むという点です。
ポテンシャル重視の新卒採用とは根本的に違いがあります。
したがって、キャリア採用の場合は実際の応募者の経験・スキルを元に書類選考も面接が進みます。
よりよい会社、入社が困難といわれる会社に転職するためには、相応のキャリアとスキルが備わっているに越したことはありません。
しかし、ここにも落とし穴があります。
ずば抜けたキャリアがある人は上から目線の人も多く、また人から羨望を浴びることや承認されることに慣れています。
あなたがどんなにすばらしい経歴の持ち主であったとしても、高圧的で上から目線、不遜な態度を醸し出していると面接官にもそれは伝わります。
仕事がメチャクチャできるがとっても嫌味な人と、仕事はそれなりにできるし周囲とも穏やかに接することができる人、あなたはどちらの人と一緒に仕事がしたいですか?
あなたがどんなに優秀な人でも、あなたが入社する『会社』という存在は人の集合体です。
入社して一緒に働く以上は、必ず周囲との関りが発生します。
あなたは自分のキャリアやスキルといった個人的なことだけに注目していませんか?
自分はとても仕事ができる、だから多少わがままを言っても好き勝手しても問題ない、なんて思っている人は要注意です。
あなたがどんなに優れていても、あなたは1人の存在でしかありません。
会社というのは、基本的には全員の総合力で仕事をするものです。
人事担当者はあなたのスキルや経験だけでなく、うちの会社に入ってもみんなと仲良くやってくれるかな?という部分を非常に気にします。
あなたがどんなに素晴らしい人でもラインマネージャとして入社したとしても、入社したタイミングでは等しく新入社員であるという事実は忘れないようにしたいものです。
面接では、あなたのこれまでの仕事ぶりを伝え、あなたを採用することが企業にとってどれだけメリットであるかを説明することも大切です。
しかしながら、根底にはしっかりと謙虚さをもって説明することができれば、よりよく相手に伝わることでしょう。
あなたがどんなに経験豊富なシニアなであったとしても、転職先の会社では入社した時点では新入社員であることには違いありません。
周囲から教えてもらわないといけないこともたくさんあるはずです。
入社しても謙虚な気持ちで臨んだほうが、より働きやすい環境が手に入ります。
面接でも謙虚さを忘れずに、しっかりとあなた自身をアピールしてください。
転職面接直前に必要なことは意気込みです 精神論も時には必要です
いかがでしたでしょうか?今回は精神論ばかりだと感じた方も多いと思います。
しかし採用される・されないの瀬戸際で『採用される』側に立つには絶対不可欠なポイントです。
本当にこういう部分が合否を左右します。
あなたが、クルマを買いたいとします。クルマなんてどこのディーラーでも理屈上は同じ金額で購入できるはずです。
だとしたら、あなたはどんな会社(営業)から買いたいですか?そういう言うことと本質的には全く同じ話です。
面接官も人です。今回のポイントをしっかりと踏まえて、あなたの魅力を面接の場でしっかりとアピールしてくださいね。
まとめ
・笑顔で熱い気持ちと穏やかな謙虚さを持って、転職面接に臨んでください
皆さまが転職と巡り合いますように
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