この記事から分かることはこんなことです
仕事のことだけ考えていればいい時代の終焉
このブログでは転職というキーワードを軸に記事を書いています。
転職=仕事のことであり、毎日の生活をするための収入源でもあります。
大半の日本人は、最終的には社会人として仕事をするために学校で勉強をします。
そのようにとても大切な「仕事」特に昔の男性は仕事さえしていればいい、と考える人が多かったと思います。
今日の記事ではそんな仕事中心思考に一石を投じたいという思いから、人生の中で仕事以外にも目を向けたほうがいいポイントについて考えてみたいと思います。
仕事さえしていればよかった経済がどんどん成長していた高度成長期時代は、特に男性は仕事さえしていればよかった時代だと言えます。
終身雇用という絶対的な安心感と、仕事に時間さえ費やしていれば費やした時間に応じてある程度成果が出ていた時代だからです。
仕事人生が終われば年金という手厚い制度で老後がある程度保証される、そんな時代でした。
以前の日本、世界は、物質的な豊かさを追求し、手に入れた時代だと私は考えています。
精神的な豊かさが必要なこれからの時代医療が発展し、価値観の多様化が認められ、私たちの人生は長くなったと同時に自分で自分の生き方を決めていく時代になりました。
人生が長くなったことに伴う、老々介護、50/80問題(50代の子供と80代の親世代が同居することによる様々な問題)が取りざたされています。
また、肉体的な病気は改善される一方精神的な病が蔓延しています。
飢えて餓死してしまうような時代は過ぎ去った一方、全体的に長く引き伸ばされた人生をどのように【豊かに】生きていくかというところに非常に関心が高まっていると感じます。
仕事頼みだけの人生で本当によいのか、考えるいい機会ともいえる時代だと思います。
ということで、私が考えるあなたが仕事以外にも人生の目的を見つけるべき3つの理由を書いてみたいと思います。
理由その1:副業
自分も会社員をやっていてこういうのは何ですが、これからの時代、普通に会社勤めをやっているだけでは給与は上がりません。
それゆえに老後十分な収入が得られるとは限りません。
以前のように年功序列で給与が上がっていきにくいということは、多くの人々が認識していると思います。
一方で実力があれば周囲よりも給料を稼げるということは事実だと思います。
しかしながら、これだけグローバル化が進んでいる環境、少子高齢化が進んでいる日本で生きる中で、経済はどんどん先細りすることは目に見えています。
実力がある人は稼げると思いますが、将来にわたっても大きく周囲よりも稼げるようになるかといえば、日本経済全体がさらに成熟してくることを考えると答えは明白です。
会社員という仕事に集中していても、安心はもはや買えないと私は思っています。
私がもし本当に実力があり、会社員として極めたいと思うならば海外で仕事します。
一方で、インターネットも発達し、少しのアイディアが面白いビジネスに繋がる可能性がある世界になりました。
家で引きこもって、学歴もないニートでも、アイディアをうまく形にできれば所得を得られるような時代がいまここにあるということです。
今では相当な大手企業でも、何か一瞬の出来事で社会構造が変わると途端に落ち目になることもあります。
大手だからっていつまでも生き延びることができるとは限りません。
倒産することはないにしても、給与が伸びない、もしくは減ってい行くことだって十分にあり得る訳です。
それはそれで仕方がないと思います。
そういう事実もあるということを頭の片隅に置いておくだけでも仕事に対する向きあい方が変わってくると思います。
会社で勤めること自体が悪いとは思いません。
寧ろ安定的な収入ほどありがたいものはありません。
それでも待遇が物足りないということで転職を考える方もたくさんいらっしゃるかもしれませんが、会社員としての所属を変えずに、スタイルを変えて副業を検討してみてもいいと思います。
いきなり収入の柱にならなくても、会社員という足とは別にもう一本足を延ばすと心にも余裕が出てきます。
会社員としての給与だけに一喜一憂しなくてよくなるかもしれません。
最近は空き時間を利用した副業の情報も至るところで見るようになりました。
自分に興味のある分野で、できる範囲から少しずつやり始めても面白いかもしれません。(ちなみに見れば分かりますが私もこのブログに広告を掲載しています)
将来副業が育ったら・・・・なんてムフフな気持ちで毎日送っても楽しいじゃないですか(笑)
理由その2:健康であること
人生100年時代到来と言われていますが、本当に健康な100年を送れている人は一体どれほどいるでしょうか?
うちの祖父も100歳がそろそろ見えてきましたが、めちゃくちゃ健在です。
趣味も多いし、肉もバリバリ食べる。
そもそも入れ歯ではないし、健康を絵に描いたような人なんです。
本当にこういう年の取り方をしたい!と見本になるようなじぃちゃんです。
医療技術が発展して確かに世界的に長寿になりました。
しかし、長寿=健康かというと必ずしもそうではなく、
『延命処置』で命を伸ばしている人も多いように感じます。
最近の医療や寿命に関するニュースを見ると、医療技術に頼るのではなく、いかに健康であることが大切かということに気づかされます。
私自身、これまで相当な激務に耐えて仕事をしてきましたが、体を壊して仕事を休んだり、辞めたりしてしてしまうと、何のために給料をもらっているか分かりません。
というか元も子もありません。
会社員現役の時に無理をし過ぎて晩年は健康面の問題からで健やかな余生を送れないという人を何人も知っています。
一つ目の理由で副業の事について書きましたが、副業してお金を得ることもよいですが、得たお金は全て医療費に・・・なんていうのも悲しいですよね。
健康こそが最大の節約だと思っています
理由その3:趣味や周囲との関わり
現時点で定年を65まで引き上げている会社も増えてきましたが、今後はきっと70歳まで引き上げられるでしょう。
もし70歳まで働いてたとしても、ゆうに20年以上の人生が待っています。
本当にリタイアして副業などもない場合、何をして充実した人生を過ごしていけばいいでしょうか?
やはり、自分の集中できること、一生懸命になるようなことがあったり、家族や友人といったコミュニティが大切になってくると思います。
仕事をする上で組織というコミュニティは、ビジネスのためという共通の目的があるからこそ、ある意味多少合わない人とでも付き合いができます。
皮肉かもしれませんが、利害関係がある意味人と人を繋いでいる側面も少なからずあります。
もしこれが仕事を引退した後の本当に自発的自立的なコミュニティーだったらどうでしょう?
そこには昔の肩書きや実績なんて関係ありません
。気の合う人同士が楽しく付き合っていけばいいのです。
とはいえ、仕事だけの価値観しかない人生しか過ごして来なければ、仕事がなくなった時にすぐさまこのようなスタンスに切り替えるのは難しいのではないでしょうか?
仕事に従事している期間も、どこか公人ではない私人としての価値観を養うこと、自分の大切な空間を持ったり周囲とのお付き合いにも目を向けたりすることも必要だと思います。
仕事を引退した後、世間はあなたを職業という価値観で測ってはくれません。
どんなにイヤな性格でも仕事が超絶出来る人は、在職中は『仕事ができる人』という地位を確立していたと思います。
しかし仕事がなくなってしまえはただのイヤな人です(笑)
仕事で存在感を出しながらも、いつか仕事がなくなった時に楽しく過ごせるような自分も見つけておきたいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
私も転職に関する記事を書きながら、誰にでも転職してほしいなんて全く思っていません。
誤解を恐れずにいうと、仕事をしたいと思っておらず、仕事をしなくても十分に食べていけるし、周囲にも迷惑を掛けずに楽しく暮らせるという人なら、仕事しなくてもいいと思っています(笑)
今の時代そういう人は中々いないと思うので、仕事はとても大切なことです。
だからと言って仕事だけに捕らわれることもまた危険なのではと思い、以前から思っていたことを書いてみました。
せっかく今の時代に生まれているのですから、自分の中に眠る様々な可能性に目を向け、是非仕事オンリーではなく、
の楽しい人生にしたいですね!
他にもこのような記事を書いています。
・リタイアした後の人生を謳歌するために、仕事以外のことにも目を向けてみましょう
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