今回は外資系転職エージェントで有名なロバート・ウォルターズをご紹介します
転職エージェントに関する情報は今や爆発的に増えており、結局どの情報が役に立つのか分からないと思います。
この記事もご多分に漏れず転職エージェントの選び方に関する記事になっています。
しかしながら多くの巷の記事と違うのは、選び方の基準がエージェントのランキングや評判といった情報ではなく、より個人の目的や状況に主眼を置いており選定基準がブレにくい内容になっている点です。
これから転職エージェントに登録しようとしている皆さまに押さえてほしいポイントをまとめています。
大切なポイントは、転職エージェントの評判ではなく、『あなたに適したエージェントを選ぶ』という目線です。
これまで様々な転職エージェントの記事を掲載してきましたが、今回はこれまでの記事と選び方が違います。
結論から申し上げると、ロバート・ウォルターズは、外資系での転職を検討されている方は確実に登録しておいた方がよいでしょう。
その理由を解説していきます。
▼ 英語を活かした転職とここにしかない【非公開求人】 ロバート・ウォルターズ
コロナショックにより外資系企業を取り巻く環境が激変
アメリカの失業保険申請者は、2,650万人です・・・
(4月末時点のニュースからの引用)
人口3億2千万人のアメリカ合衆国で、半数の1億6千万人が労働人口だとすると、16.5%の人が失業していることになります。
コロナショック前の失業者の710万人まで加味すると失業率はもっとあがります。
これは戦後の歴史上でも由々しき事態です。
欧州でもコロナパンデミックによる経済低迷が引き起こす失業率の増加は免れないでしょう。
日本に進出している外資系企業も当然のことながら影響をうけることになります。
ただでさえ人材流動性が高い外資系企業ですが、これからもっと激しい出入りが予想されます。
このように大きく時代が変わってしまったため、外資系企業に勤務している皆さんは今後に備えていつでも他社へ転職準備をしていた方が賢明でしょう。
外資系から外資系に転職?外資系から日系に転職?
さて、現在外資系企業で働いている皆さんは、これから日本における外資系企業の雇用事情が確実に変化する中で今後の身の振り方を考える機会は増えると思います。
この際、少しでも雇用の安定を求めて日系企業に転職することを検討する方も多いと思います。
しかし、日本企業でもこれからも雇用が安定すると言えないですよね。
外資系企業よりはリストラなどを避けようとする会社は多いでしょう。
しかしその分、昇給や昇進の機会が全体的に減っていくことは明白です。
外資系企業で働くということは、雇用契約におけるのリスクプレミアムをある程度収入転換していると言えます。
そのリスクプレミアム分が日系企業よりも年収が高い理由ですからね。
現在の立場や収入を維持しつつ日系企業に転職することは、非常に難しいことは言うまでもないでしょう。
ご自身にかなりの希少価値がない限り、表面的な待遇は確実に落ちることになります。
現在のポジションや収入レンジを下げるというのは、精神的に容易ではありません。
そして家庭の事情から、収入を現在以下に下げることができない人はたくさんいらっしゃるでしょう。
そうして自分に残されたオプションにフィルタをかけていくと、やはり何かあった時は外資系の他社に転職をすることを決意する人が多いのではないでしょうか?
日系企業で働いていて外資系企業への転職を検討している方も、こうした背景を理解しておくとよいと思います
外資系企業で働いたことがある人は良く分かると思いますが、外資系から外資系の方が、外資系から日系企業よりも転職しやすい面がありますよね。
こうしたことを踏まえると、備えあれば憂いなしということでいつどんなことがあっても動ける準備をしておくと安心です。
今後は個人単位のリストラに加え、日本市場撤退とか事業部撤退(売却)などが頻繁に起きることになるでしょう。
外資系の日本市場撤退は、すなわちその企業で働いている日本人スタッフは解雇されることを意味しています。
▼ 英語を活かした転職とここにしかない【非公開求人】 ロバート・ウォルターズ
ロバート・ウォルターズ 転職エージェントとは?
ロバート・ウォルターズ 基本情報
ロバート・ウォルターズは1985年に英国ロンドンで設立されたスペシャリストに特化した人材紹介会社です。世界31カ国の主要都市にオフィスを構え、日本は東京と大阪にオフィスがあります。
東京都渋谷区渋谷3-12-18渋谷南東急ビル14F
JR「渋谷駅」新南口より徒歩3分
JR「渋谷駅」東口より徒歩6分
大阪府大阪市北区豊崎3-19-3 ピアスタワー15階
地下鉄御堂筋線「中津駅」4番出口より徒歩1分
阪急神戸線/返球京都線「梅田駅」茶屋町口より徒歩5分
外資系企業・日系グローバル企業におけるバイリンガルの転職支援に強みがあり、日本でも20年以上の実績があります。
日本では正社員だけではなく、派遣/契約社員の紹介も行っています。
ユニーク!
求人案件数や年収レンジについて
求人は公開情報では2,200件以上あります。
とはいっても、外資系求人で本当に貴重な案件はほとんどが非公開求人です。それでも公開ページからどのような情報があるか概要だけ眺めても楽しいです。
職種や業界はおおむねこのような感じです。
業界的には、外資系大手の日系進出している企業群が多い業界を網羅していると言えるでしょう。
・IT
・メーカー(電気/電子/機械)
・金融
・自動車
・科学
・ヘルスケア
・デジタル
・リテール
・エネルギー/インフラ
・サプライチェン/物流/購買
・秘書/ビジネスサポート
・経理/財務
・営業
・人事
・法務
・マーケティング
以下に細かい業界と職種がまとまっています。
年収レンジも500万円~1,200万円くらいがボリューム層です。
2,800万円くらいまでの求人があることも確認できます。
3,000万円近くの報酬で転職する人は、さすがに転職サイト経由でないことが多いとは思いますが・・・
関東・関西圏で上記の年収レンジでの外資系転職を考えている人には、向いているサービスです。
▼ 英語を活かした転職とここにしかない【非公開求人】 ロバート・ウォルターズ
ロバート・ウォルターズ サービスの強みはココ
①レジュメ(英文履歴書)や英語面接のサポートがかなり手厚い
外資系企業に転職するためのポイントとして、とても大切なことがあります。
それは、レジュメ(英文履歴書)を常に最新のものにしておくということです。
一度作成したものは、常にブラッシュアップしておくとよいです。
これ本当に大切な事です。いつでも動けるようにしておくことが外資系企業への転職を大きく左右します
また、当たり前ですが外資系求人の転職面接は英語で実施されるケースも多いです。
外資系企業の英語面接で質問を受けやすいポイントというものがあります。
ロバート・ウォルターズのコンサルタントはこうしたポイントをしっかり押さえています。
レジュメの添削から英語面接の練習まで、外資系の転職に特化した転職準備には大きなサポート力を発揮してくれます。
こちらのページには、レジュメの書き方のポイントがまとまっています。
英文履歴書/英文レジュメの書き方を徹底解説/無料テンプレート付き
レジュメのテンプレートも無料で入手できるので、そちらも利用してみて下さい。
また、ロバート・ウォルターズのコンサルタントは外国人が多いということも特徴です。
ビジネス英語ができるレベルであればエージェントサービスに登録した後にコンサルタントとコミュニケーションをすることをオススメします。
やはり日本人とは違う思考やコミュニケーションなので、転職面接に慣れる練習と思ってコンサルタントとやり取りしてみるとよいのではないでしょうか?
②外資系求人の特化とクライアント企業との強いつながりがある
次にロバート・ウォルターズの大きな強みは、『外資系企業』の求人に特化していること。
そして、求人募集をかけているクライアント企業とのつながりが非常に強いことで有名です。
ロバート・ウォルターズ自体も外資系企業ではありますが、日本でのビジネスも20年と長く、やはりクライアント企業から見た信頼感につながっているようです。
非公開求人も豊富であるため、コンサルタントから直接求人を紹介してもらいながら、ご自身に合った案件を選別していくとよいでしょう。
③独自の給与調査や業界動向のアニュアルレポートを発信している
外資系企業は、日系上場企業と比べて転職に関する情報を公開情報から入手しづらいという大きなデメリットがあります。
ロバート・ウォルターズでは、同社のWEBサイト上で給与調査や業界動向についてレポートを発信しています。
グローバルな水準で業界毎にどの程度の給与レベルであるかについて知ることができます。
また、求職者の皆さんは、現在のご自身の市場価値や業界のビジネス人材として求められるスキルなども確認することが可能です。
こちらのレポートで、グローバル人材(ビジネスとしてバイリンガルな人材)を対象とした業界毎の採用動向を知ることができます。
こうしたノウハウの提供は、ロバート・ウォルターズに蓄積された強みです。
外資系企業へ転職することを検討している皆さんで、以下のポイントに当てはまる方には協力にサポートしてくれるサービスと言えます。
ロバート・ウォルターズに関する ネット上の口コミ/評判
外資系求人特化の転職エージェントとあって、リクルートやパーソルキャリアなどのサービスと比べると情報は圧倒的に少ないです。
JACリクルートメントやビズリーチでも外資系の求人は扱っていますが、専門特化という部分においてはロバート・ウォルターズは強いです。
実際のネット上の評判で代表的なものを集めてみました。
結構ロバート・ウォルターズっていう名前だけで怪しいと思っている人もいるみたいですが、実際の口コミを見てみましょう。
転職エージェントはビズリーチから始めて
→JACリクルートメント
→ロバートウォルターズ
→マイケルペイジ
→LinkedInで直接職種探しor人事担当に連絡という変遷。
ビズリーチ以外は今も全て平行で進めてる。
LinkedInは選択肢が広いけど不明なことも多く転職上級者向けのイメージ。
— MM (@matsuyoinikki) August 7, 2018
→ロバートウォルターズ
→マイケルペイジ
→LinkedInで直接職種探しor人事担当に連絡という変遷。
ビズリーチ以外は今も全て平行で進めてる。
LinkedInは選択肢が広いけど不明なことも多く転職上級者向けのイメージ。
わたしも、確かにLinkedInはリファラル採用の機会くらいしか利用してませんでした・・・
外人転職エージェントのコネクションを新規開拓したけど、結局マイケルペイジとロバートウォルターズでいいやんってなった…
求人の質もそうだけど、役員とか採用担当者とダイレクトの繋がりあったりするから、フィードバックまでのスピードが全然違うみたい。
いい会社だとスピード大事だもんなぁ…— くまこ😴👴弱小投資家 (@kumako35) May 24, 2018
いい会社だとスピード大事だもんなぁ…
マイケルページ、コンコード、JACさんにお世話になりましたが、どこも凄く親身にしてくださいました。
自分の周りではロバートウォルターズと進めている方が多かったですね。— kensho (@kenshoprof) September 28, 2018
自分の周りではロバートウォルターズと進めている方が多かったですね。
外資系案件に強いという印象はネット口コミでも総意でしたので、この点は間違いなさそうです。
コンサルタントの評価はやはり人により違いますが、これは個人的なスキルや相性の問題もあるので一概には言えません。
とはいえ、ロバート・ウォルターズのコンサルタントの質は満足しているという口コミが多かったです。
求人案件の紹介のしかたがかなりアグレッシブであり、利用者の希望とマッチしないケースがあるという書き込みもありました。
ロバート・ウォルターズのコンサルタント自身、外資系企業で働いているわけで、高い成果が求められていることは言うまでもありません。
そうした背景が少し垣間見える書き込みですが、全く連絡してこないコンサルタントに比べればよいのではないでしょうか?
外資系専門で転職を検討している皆さんであれば、コンサルタントに対してもある程度交渉するくらいの気概がある方が多いはずなのでご自身でコントロール可能でしょう。
総じて外資系企業の転職案件は相当強いという事は、この記事をご覧頂ければお分かりになるでしょう。
まずはレジュメの添削やアドバイスを貰うという目的から利用を開始してみてはいかがでしょうか?
【外資系の転職準備】英文レジュメ(英文履歴書)について
外資系企業への応募は日本語の履歴書と職務経歴書で申し込みすることももちろん可能です。
しかし、外資系専門で転職を検討している方は、英文レジュメ(英文履歴書)の準備をしておくとよりよく転職活動を進めることができるでしょう。
「英文履歴書(英文レジュメ)」(CV /Resume)とは
英文履歴書は、日本の一般的な履歴書と職務経歴書を合わせた形式のもので、レジュメとも呼ばれています。日本語で作成した履歴書をそのまま英文に訳す、といったものではありません。
英文履歴書に1つの決まったテンプレートはなく、3つの形式の中から活用するのが一般的
英文履歴書のテンプレートには決まったものはなく、職歴を時系列に沿って新しいものから書く『逆編年体式』、職務ごとにまとめていく『キャリア式』、両方を合わせた『混合式』が使われることが多いです。
英文の履歴書には、「氏名・連絡先」、「希望する職種」、「職歴・学歴」、「資格」の記載が基本です。そして、いかに貢献できるかアピールします。日本の履歴書では当然にある、「性別」や「年齢」は書く必要はありません。
決まった形式がないため、応募者同士が同じ職歴、スキルを持っていても、書き手によって読み手(採用担当者)にまったく違う印象を与えるため、応募者は自分なりのアピールができます。
表現、言葉の使い方ひとつで明暗を分けるのが英文履歴書です。企業ごとに強調したい部分を決め使い分けるようにしましょう。
外資系企業の案件を集中的に応募するのであれば、専用の英文履歴書(英文レジュメ)を作成しておくとよいです。
ロバート・ウォルターズのこちらのリンクからダウンロードすることができます。
英文履歴書をまだ作成したことのない方は、この機会にテンプレートをダウンロードしてみて下さい。
【とても簡単】ロバート・ウォルターズのサービス申込み方法
職務経歴書か英文履歴書だけ用意しましょう
ロバート・ウォルターズのサービスに申し込むのはとても簡単です。
他のエージェントのように、現在の情報を細かく入力する必要がありません。
一つだけ準備をして頂きたい書類があります。以下のどちらかの書類です。
or
②英文レジュメ(英文履歴書)
英文履歴書は先ほどのリンクから書式をダウンロードできますが、まずは日本語の職務経歴書でも申込することが可能です。
英文履歴書の準備がまだの人は、ロバート・ウォルターズのサービス申込みと並行して作成してみてはいかがでしょうか?
こちらのボタンをクリックするとロバート・ウォルターズのサービス申込みページが開きます。
下のどちらのボタンからも同じ申込みページへ移動します。
申込みページがこちらです。
※スクロールしたページを1ページに集約(加工)しています
・名前
・メールアドレス
・職種/業種
・希望勤務地
・希望雇用形態
【添付資料】
・職務経歴書(日本語もしくは英語) もしくは 英文レジュメ(英文履歴書)
上記を入力して、必要な資料を添付して【送信する】ボタンを押すと完了です。
一度登録しておくだけで、現在の状況に変化があってもすぐに動くことができます。
【総評】ロバート・ウォルターズの口コミ/評判 まとめ
いかがでしたでしょうか?
当ブログはこれまでも転職エージェントの選び方に関する記事を掲載していますが、今回の記事はこれまでの転職エージェントの選び方とは一線を画しています。
確かに日系大手の転職エージェントのような、万人にオススメできるエージェントではありません。
しかし外資系企業への転職を検討している皆さんは、ロバート・ウォルターズのサービスを利用することでかなり転職活動が有利になることは間違いなさそうです。
最後にまとめとして、ロバート・ウォルターズの転職エージェントサービスはこのようなポイントがあてはまる方に向いています。
外資系の転職はスピードが命です。
また現在外資系に勤務されている方は、雇用環境も劇的に変化する可能性が高いです。
こうしたことが起きても前向きに身動きが取れる準備をしておくことをオススメします。
他の転職エージェントの口コミ/評判に関する記事はこちらです。
転職エージェントの選び方や活用方法に関する記事はこちらです。
▼ 英語を活かした転職とここにしかない【非公開求人】 ロバート・ウォルターズ
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