この記事で分かることはこんなことです
転職先の職場に馴染めるかはとても不安な事
転職して新しい職場にいざ配属。職場によって、全然違う雰囲気。部署によっても雰囲気が全然違っていたりするものです。
特に年齢も30代中盤以降で入社するとなると若手としてみなされません。
本当に自力でどのよにうにして転職先の職場に馴染んでいけばよいのかと悩むこともあるでしょう
若い時のように、しゃにむに飛び込んでいこうという気持ちも減ってきますよね。それは仕方のないことです。
私も数回の転職を繰り返した中で、職場に溶け込む方法を編み出しました。
私がどのようにして新しい職場に慣れてきたのかをご紹介したいと思います。
よい人間関係がよい仕事を作る
まずは自分のスタンス(キャラ)を決めよう
職場に溶け込んで、気持ちよく仕事をするためには、自分の譲るところとそうでないところを分けておいたほうがいいです。
私もこれまでは誰とでもべったり仲良くやってきて、それなりに過ごしやすかったのですが、相手の期待に応えるためにどこか無理をしていた気がします。
年齢を重ねるごとに大切になってくる人付き合いのポイントはやはり、距離感だと思います。
この距離感が程よければ色々な人と良い関係が比較的築きやすいです。
私は、職場の人間関係においての自分のスタンスをこのように決めています。
要は、仕事上困ったことがあればしっかりとお互いを助け合えるけど、それ以上べったりとはしない、という関係です。
①一番大切なのは『相手に期待しないこと』
何も職場に限った話ではありません。
自分が自分の意志でここまでやろうと決めたことはやる。そうでない相手任せの部分は必要以上に気にしないことが大切だと思います。
ついつい相手に期待してしまうと、期待通りにならなかった時や全く予想外の反応をされた時にこちらがイヤな気分になるからです。
相手には相手のものの考え方や世界があります。
同じ職場の同僚といっても自分とは全く別の人間であることを忘れてはいけないと思います。
②自分のやり方をごり押ししない
これをやってしまう人は結構多いです。特に経験豊富なキャリア採用の方は要注意かもしれません。
転職先の企業にはその企業の文化があり、一見納得できないことでも実は真っ当な理由があったりもします。
まずは相手(転職先企業)のやり方に従ってみることをお勧めします。
いきなり意義を唱えてしまうと、心を閉ざされてしまうことが多いように感じます。
納得できないことがあれば、後から伝えてみたり改善提案を行えばよいのです。
③ありがとうで始まりありがとうで終わる
メールでも、打合せでも、初めに「いつもありがとうございます」「〇〇の件対応して頂いていてありがとうございます」初めに感謝の意を表するようにしています。
何か仕事があって、それが相手がやらないといけないことであったとしても、「やって当たり前だ」という態度ではなくお礼を伝えるようにしています。
特に若手の方は雑用などこなさないといけないことも多いのかも知れませんが、段取りや雑用を対応してもらったことについてきちんとお礼を伝えています。案外喜ばれますよ。
何かが終わった後でも「ありがとうございます」
ありがとうで始まってありがとうで終われば、相手も気分よく時間を過ごせると思います。
④相手の年齢やプライベートなことはあまり聞かない
男性であれば特に相手の年齢をいち早く聞く人は多いです。
年齢を知ることで無意識のうちに上下関係や立ち位置を決めようとするのでしょう。私は自分からは聞く流れや理由がない限り相手の年齢を聞きません。
お互いに敬意をもってある程度接するために年齢を知ることはさほど必要ないと思います。
大体見た目で分かりますしね(笑)年齢が上だから、人間としても上であるわけではありません。
プライベートな事も同様の理由で、相手の個人的な事を聞いて、イヤな気持ちになったり、変に気を使ったりしたくないからです。
介護や子育て、病気や家庭内不和など、マイナス面のプライベート情報もたくさんありますが、それを知ってあまりよい思いをした経験がありません。
なので、なるべく深いプライベート情報は積極的に聞かないようにしています。
⑤不要な飲み会などのイベントには参加しない
私は元々飲み会にすごく誘われるキャラで、毎日のようにお付き合いをしていました。
私の所属する部署も結構飲み会が多いのですが、現在は必要以上には行かないようにしています。
本当はお酒大好きで毎日飲んでいますが、仕事絡みで飲みに行くのは控えるようにしています。
飲み会という仕事の延長が毎日続くと徐々に疲弊してくるからです。
また、これまで散々会社の同僚や先輩と飲みに付き合ってきましたが、お金と時間が無くなるだけで、本当に中身のある飲み会は10回行って1回ないくらいだと実感しています(笑)
大抵は愚痴になりますからね・・・・
悩みは業務時間中に解決するのが一番だと思います。
自分の心地よい空間とスペースを維持することが健康的に仕事を続けるコツです。
⑥無駄な残業をしない
激務な環境の中(200時間残業/月)で仕事をしてきた経験から言えることは、無駄な残業はしないことです。
当時の私はそうする必要があったのでそうしていましたが、今は仕事が終わったらすぐに帰るようにしています。
人の目を気にしてはいけません。わき目も降らずに会社を出るのです!私は今の会社でも入社当日からずっとそうしています。
夜中にメールが飛んでいたりしますが、見ません、見ても返しません。
返信すると、この時間もメールを見ている人なんだな、と思われるからです。
また、だらだら残業していると、「あの人はいつも残業している人なんだな」というイメージがつくからです。
いつも仕事しているイメージがつくと、いつも仕事が入ってくることになります。
その結果体が休まりません。
体が休まらないと仕事の効率が上がらず、それが慢性的に続くと常に残業をしている状態となり、いつか体を壊します。
無駄な残業はしない。
無駄な仕事はしない。
できない仕事はしない。
以前は人がやりたくないことをやってまで実績を出して出世したかったからこんな考えを持っていませんでしたが今は違います。
仕事は仕事。だらだら仕事をして残業代をもらうよりも、空いた時間を副業や家族との時間に使ったほうが気分がいいです。
⑦相手(の仕事の内容)に興味を持つ
これは、言い換えると相手の仕事の進み具合や困っていること、ボリュームなどを気にするということです。
お手伝いや調整できることがあれば積極的に手伝いたいと思っています。
自分と一緒に仕事をする人たちの立場や役割、そして現状に興味を持ってみましょう。
相手のパーソナルな部分に興味がいきがちですが、仕事をする上では相手の仕事を見るようにするといいと思います。
ちょっとでも気になったことがあれば質問してみたり、協力を申し出てみることでコミュニケーションが図れます。
そうしてやっていくうちに、相手のパーソナルな部分も分かってくるし打ち解けてくるはずです。
先ほどは無駄なことはしないと書きましたが、これは自分の仕事以外の一切のことをやらないというわけではありません。
相手の困っていることを手伝うのは無駄な事ではなく、必要なことです。
きっとそれは自分にも返ってきます。そうなればよい循環になるでしょう。
我慢をしすぎず、自分のペースで環境を整えよう!
こうしたことをやっても、うまくいかないこともあるし、打ち解けることができない人もいます。
しかし、すべての人と仲良くなる必要はないし、仲良くなろうと思うのもいささか高慢な気もします。
自分は自分のできることをやって、あまり我慢しすぎず、押し殺しすぎない。
心地よく感じることができる範囲内でできることをやる。
そんなシンプルな気持ちに少しだけ今回書いた心持ちを加えています。なるべくなら良い環境で働きたいですね。
転職が決まるまでは入社することで頭がいっぱいになると思いますが、実際には転職してからの方が重要です。
一人でできる仕事は限られており、周囲とお互いに助け合える環境を整えたいものです。
まとめ
・適度な距離感を保ちながら、周囲にも興味を持ってみましょう
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