この記事で分かることはこんなことです
以前とは比べ物にならないほど多様化した人生き方
最近の世の中を見ていて気になることがたくさんあります。
以前の日本ではタブー視されていたようなことが堂々と話をされていたり、どちらかというとこれまでルール(制限)によって機能していた社会がより自由に拓けていっている印象を受けます。
それは、これまで当たり前のように大人になったら働くべきと言われていた職業という分野にも変化が表れている気がします。
私の偏向的な私見が多分に入りますが、気になっていることを綴ってみたいと思います。
インターネットにより壊された情報統制社会
以前の価値観では学校を卒業したらみんな定職に就くということを是とされてきました。
経済が右肩上がりで、等しく就業をすれば個人や社会の経済は凡そ補償されるような世の中だったと思います。
『一億総中流社会』と言われていた我が国の国民は、等しく就労することで誰もが同じような人生設計ができるような時代でした。
したがって、人生のレールがある程度見えるような、そんな時代が一時期はあったと思います。
しかし、経済は頭打ちになり、少子高齢化の時代を迎えた現世代では将来予測が非常に難しくなってきました。
また、インターネットでいつでもどこでも誰とでもコミュニケーションが取れ、情報の統制が利かない時代になりました。
第四次産業革命と言われるこの出来事は世界を大きく変え、世界中の距離が縮まり、どんどん真実が明るみになっていくような流れに突入しました。
私はこの出来事は非常に望ましいと思っています。
自分自身がしっかりと軸さえ持っていれば、世の中の真実・透明な情報に触れ、本当に自分がどのような方向性で人生を歩んでいきたいのか決めることが出来ると思うからです。
これまでは、師弟関係・上下関係など、先人が後人に教えを授け、その流れが脈々と受け継がれることで世界が発展してきたと思います。
現在ももちろんそうなのですが、私たちはより能動的に新しい世界を知ることができ、他者の実績や経験にアクセスしやすい環境が整ってきました。
誰にも頼ることなく自らの意思で自分の興味のある分野の情報にアクセスができ、また無料で学べる環境がある。
これまでは、カリキュラムを組んで一斉に教育を受けるという学校教育の環境が主流でしたが、それに加え、自らの意志と選択で容易に様々な世界の情報を入手できるようになったことは大きな時代の変化であると思います。
物質と精神、双方の豊かさを追求する社会へ
これからの時代は物質面の豊かさの獲得だけではなく、精神面での豊かさも重要視された時代に入っていると感じています。
私はこの年齢になってやはり精神的な充足感が大切であることを痛感しています。
働き方にもそんな側面が現れていて、テレワークの導入やコアタイム無しフレックス、男性の育休推奨であったりと以前では考えられないほど個人の働き方が幅広くなってきました。
もちろんこれらの先進的な取り組みはまだ一部の企業に限られていますが、この流れは時間とともに浸透していくと思います。
このような転職ブログを書いている私ですが、これまでの自身の経験を踏まえ、
働かない
ということにも注目しています。これはただのプータローになるということではなく、
・仕事でも必要以上の事はしない
・不労所得の仕組みを考える
・仕事と趣味の境界線をあいまいにする
・浪費や無駄をなくす
ということです。
これからはAIやロボットの発展も著しくなり、人の仕事はどんどん減っていきます。
ただそれは悪いことではなく、理想論かもしれませんが、働かなくても食べていける時代がいつか来ると思っています。(私が生きているうちは無理でしょうが(笑))
もっと言い方を変えるとベーシックインカムが支給され、最低限の生活が保障される中、日々の生活の不安がなくなればいいですね。
その分好きなことに集中したり、働きたい人はどんどん働くといった社会が実現すればいいと思っています。
例えば私の場合で申し上げますと、こうしてインターネットなどで情報を発信したり、芸術分野にも興味があるのでそういった活動に没頭したいと思っています。
精神面の充足です。
文才はないですが、文章を書くことは好きだし、例えばそういう文章を発信してそれが誰かのお役に立ち、多少でも収益になるのであれば好きなことが仕事になる。
好きなことと仕事の境界線をあいまいにするということは私の中ではこういうことです。
私は会社員が本業ですが、平社員であろうが取締役であろうが、年収が10倍違うということはありません。
元来強かった出世欲もなくなり、必要以上に努力したり人の何倍も実績を出して出世を狙ったりすることももうないと思います。
仕事をさぼる訳ではありませんが、必要以上にやらないという考え方に変わりました。
その分、会社に頼らなくても収入面も含めて人生を豊かに継続するための情報収集と仕組みづくりに当てています。
なのでチキは副業OKな会社で働いています
消費の面でも自分と家族の健康面をしっかり維持するために、有効な消費はしても浪費をせず、無駄を省くということを心がけています。(以前の私は大変な浪費家でした・・・)
実際浪費の元は何だったのかというと、他人との比較からくる優位性の確保(例えば無駄におごったりとか)ストレス発散や若かりし頃の所有欲などでした。
お金はたくさん持っていてもいいと思いますが、浪費がなくなればその分使わなくていい(稼がなくてもいい)ということになります。
こうすることで、その為の時間を仕事に当ててもいいし他の面に費やしてもいいということになります。
この記事では働かないということを推奨しているわけではありません。
もちろん社会保障、年金や健康保険、その他の行政サービスを受けるための納税などは日本国民である以上はルールです。
しかしながらそのルールには則りつつも働き方に関する価値観を自由に持っていてもよいのではと考えています。
一度きりの人生をどう使うかはあなた次第
私の周囲にも面白い人たちがどんどん現れてきました。
学生時代の友人が実業家になったり、ベンチャー企業の役員として上場を果たしたりといった輝かしいキャリアの持ち主もいますが、私はあまりそういうのには興味はありません(笑)
最近は前職でお世話になった会社の先輩が50歳を目前に会社を辞めました。
これまで貯金してきたので、来年から1年間オーストラリアに語学留学に旅立つらしいです。
また、正社員になりたくないといって、正社員にせっかくなれる機会を放棄する人もたくさんいます(笑)
縛られたくないらしいです(笑)
将来は焼き鳥屋になるために、開業資金を必死に稼いでいる友人もいます。
急に霊能力が開花して、50歳になるまで正社員としてしっかり働いていた会社を辞め、霊能者になるための修業を始めた友人もいます。
もう、なんでもありで本当に面白いです。
みんな、周囲や社会の目なんて気にせずに、自分の精神的な豊かさを求めて生きています。
私の周囲だけでもかなり生き方が多様化していると感じます。
平均や常識に囚われるな
一応仕事系のブログなので、職業について書いていますが、例えばLGBTとか、ペットとか、ファッションとか、芸術分野など、色々なキーワードに興味を持っています。
そしてどのキーワードも多様化・細分化されていてオリジナリティが拡散していると感じています。
昔から日本の社会では集団行動が重んじられ、人よりも目立ったこと、外れたことをすると若干白い目で見られることが多かったように思います。
常に平均的であることが注目され、平均点や偏差値などの指標が非常に重要視されている社会だったと思います。
またその平均が常識とされ、常識が重んじられてきました。
確かに何かの分布や傾向を知るためには平均や偏差という考え方は有効かもしれません。
しかし、誰しも平均的なところもあれば平均から外れているとこともあると思います。
私は以前から平均的であることの意味がよく分からず、なぜ人は偏りがあって当たり前の生き物なのに、平均や常識という観念で一括りにしようとするのかということに疑問を感じていました(笑)
私なりの持論がありまして、その理由は『支配』です。
一部の大きな権力を持った人や組織が、それ以外の一般人や民衆を管理・監視をしやすくするためにそのような観念を利用していると思っています。
おいおい、チキさんそんなこと書いて頭大丈夫かい?(笑)
2000年代以降インターネットの急速な普及に伴い、様々な情報が発信されることになりました。
つまり、管理監督者でも管理できないほどの情報があふれだしたというふうに私は思っています。
これまでは隠されていた、または隠蔽したかった真実やホンネがインターネットを通じて大量に流れることになり、世界中の人がどのような考えを持って日々生きているのかということが分かりやすくなりました。
そういう世の中の流れの中で、様々な人の価値観や意見が世界中に拡散されることで、従来はマイノリティであった存在が注目されたり肯定的に見られたりといった現象も起こるようになったと思います。
私たちは自分の意志で、必要な情報に触れ、そして自分の力で人生を切り開いていくことができます。
従来のように、安心安定なレールはなくなってしまったかもしれないけど、自分の心と考えに従って、多様な人生のオプション(選択肢)を選び取ることができます。また、失敗してもやり直しがきく世界です。
仕事の在り方についても、自分が一番心地よいと感じる仕事を選択することが大切です。
平均や常識を持ちだす人が、あなたの選択に何らかの異議を唱えることもあるかもしれません。
しかしながら、あなたの人生は他でもないあなたのものです。
自分がやりたいと思うことを選択すればよいと思います。
これからも価値観が多様化する世界の中で、自分のオリジナルの価値観を持って人生を歩んでいきたいですね。
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