転職エージェントに関する情報って、多すぎると思いませんか?
転職エージェントに関する情報は今や爆発的に増えており、結局どの情報が役に立つのか分からないと思います。
この記事もご多分に漏れず転職エージェントの選び方に関する記事になっています。
しかしながら多くの巷の記事と違うのは、選び方の基準がエージェントのランキングや評判といった情報ではなく、より個人の目的や状況に主眼を置いており選定基準がブレにくい内容になっている点です。
これから転職エージェントに登録しようとしている皆さまに押さえてほしいポイントをまとめています。
大切なポイントは、転職エージェントの評判ではなく、『あなたに適したエージェントを選ぶ』という目線です。
このポイントさえ押さえることができれば、インターネット上に無数に氾濫する情報に惑わされずに、ご自身が登録すべき転職エージェントを選ぶことができるでしょう。
この記事で分かることはこんなことです
転職エージェントランキングや評判が当てにならない理由
まず、転職エージェントを選ぶときに目にするのが、エージェントの評判やランキングにまつわるサイトです。
大手のエージェントは、大体質の高いサービスを提供していますので、大手数社のランキングの順位は誤差と考えていいと私は思っています。
ランキングが当てにならないという理由は他にあります。
それは、ランキングはどこの誰宛に作られたものか分からないことが多いからです。
一般的なランキングがこと転職活動という超個人的な事情にピッタリ当てはまるとは言いにくいです。
ただ、メジャーな転職エージェントはおおむねどこを選んでもハズレはありません。会社としてのハズレはないと思います。エージェント担当者のアタリハズレはありますが・・・
転職エージェントにまつわる評判に関しても、非常に個人的な主観も多く、あなたの価値観がレビュアーの方と必ずしも同じかというとそうではありません。
評判もランキングも、参考情報でしかなく決定打にしないほうがよいと思います。
選ぶべきポイントは他にあります。
転職成功の秘訣は【非公開求人】にあった!/DODAエージェントサービス
転職エージェントの選び方:①自分の属性を明確にしましょう
転職エージェントは基本的に複数(2~3社)の登録をおすすめします。
その前に、まずはご自身の属性や希望条件について明確にしておくことをオススメします。
具体的には以下のような項目です。
概ねこの8つのポイントを明確にしておきましょう。
少なくとも①~⑥まで決めておけば、転職エージェントは絞ることができます。
⑦や⑧については、こちらのハイクラス専門の求人に強みのあるサイトもあります。
①年齢③業界④職種について特化したサイトも多くあります。
ゲーム業界の開発エンジニア案件に強い●● とか、医療業界の求人に特化した▲▲ などのPRをしているサイトはそうした求人が多く、ニッチリーダー的な転職エージェントであることが多いです。
特殊な業界で、求人内容が限られている方は業界特化型サイトを一つ登録しておくことをオススメします。
筆者が個人的にオススメなのは、②希望勤務地に強いサイトです。
これはあまり首都圏の転職活動には集まらないのですが、広島や福岡など地場産業に特化した転職エージェントは存在します。
例えば、このような転職エージェントです。(福岡では有名な転職エージェントです)
古くから存在する地場企業や、大企業の支社・支店などにも古くからパイプを持っており、大手転職サイトではカバーできないニッチな案件を持っていたりもします。
また、エージェント担当者もベテラン担当者であれば、企業とのパイプも個人的に強く大変頼りになるケースがあります。
地方での転職を検討されている方は、地域特化型の転職エージェントも候補に入れることをオススメします。
転職エージェントの選び方:②自分のテリトリーに近いエージェントを探す
実はこのポイント、超大事なポイントです。
本当に大切なことって、こういうことだと思いますよ
転職活動を有利に、また短期決戦で決着をつけるために大切なことは何だと思いますか?
そう、『密度』なんです。
密度は『コミュニケーション』でもあります。
自宅や職場が都心部になく、転職エージェントと直接会いにくい方も多いと思います。
個人的にはそのような状況の方でも、最低一回は直接会って面談することをオススメします。
転職エージェントは、担当者によって持っている案件もスキルや経験も大きく違います。
あなたが優秀な候補者であれば、転職エージェント担当者へのアピールにもあります。
また、あなたが転職エージェント担当者を知るための良い機会になるからです。
転職活動中は、エージェント担当者との間で様々なアクティビティが発生します。例えばこのようなものです。
全てを対面で行う必要はありませんが、面接対策などは対面である方が望ましいでしょう。あなたの転職活動を全面的にサポートしてくれる転職エージェント。
コミュニケーションが取りやすいロケーションというのは、実は非常に大切なポイントなのです。
何より、担当者も人の子です。人は会う回数を重ねる方が信頼関係が築きやすいと言われています。
しっかりとコミュニケーションを取れる環境であることが、実はどこのエージェントにするかを決めるよりもはるかに大切なことであることを覚えておいて頂けるとうれしいです。
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転職エージェントの選び方:③上記を踏まえ複数登録しましょう
自分の属性と、ロケーションが決まれば、後は条件に合いそうなエージェントを複数登録してみましょう。
個人的には2~3つのサイトで十分だと思います。(それ以上だとこちらの管理が難しくなります)
複数サイト登録するのは、意味があります。
【非公開求人】の強みは転職エージェント各社で異なる
まず転職エージェントを活用することで大変大きなメリットの一つに、【非公開求人】というものがあります。
【非公開求人】とはその名の通り、一般の転職サイトでは公開されていない求人であり、一般求人案件に比べて待遇面に恵まれていると言われます。
非公開求人は転職エージェント各社持っているのですが、エージェントごとにどこの業界に強い、とかどの会社に強い、とかの差があります。
私が以前お世話になったある転職エージェントも、
★★社の非公開求人は、弊社しか取り扱いしておりません
と言って案内を頂いたことがあります。ちなみに超大手の転職エージェントです。
選考状況が見えやすくなることがある
因みに、独占的な非公開求人を紹介されることのメリットはもう一つあります。
それは、選考状況が分かりやすくなることがある、ということです。
どういうことかというと、ある非公開求人はA社しか持っていない案件であったとします。
必然的にその非公開求人は、その転職エージェント(A社)から支援を受けている応募者だけになります。
選考の過程では、転職エージェントの営業担当者が、採用企業に合否確認や選考の進捗を確認するケースが多々あります。
その際、競合の転職エージェント経由での応募者があった場合は、他社からの候補者の状況を確認することはできません。
しかし、独占案件であれば、少なくとも自社から申し込みした候補者しか選考のプロセスに乗っていないので、選考の状況が鮮明に分かることがあります。
全ての求人がこのように可視化されるわけでもありませんが、これは大変なメリットであると言えます。
実際私もそのような状況の案件があり、精神的には安定して受験ができた企業があります。
転職エージェント担当者との相性やスキルの見極め
いざ転職エージェントサイトに登録し、エージェント担当者と面談になったとします。
転職活動自体お見合いみたいなものですが、あなたの転職活動のパートナーでもあるエージェント担当者との縁もまたお見合いのようなものです。
転職エージェントとの相性が良好なだけで、転職面接の合格可能性は『グッ』と上がります。
しかし、人間同士ですからどうしても合う・合わないという事は発生しますし、担当者の得意分野とあなたのバックグラウンドがマッチしないケースがあります。
例えば、年齢、性別、職種といった要素です。
転職エージェントの多くは担当者の変更依頼に対して相談に乗ってくれるので、もし初めに担当してくれた担当者の方と相性があまり合わなかったとしても相談に乗ってくれると思います。
しかし、これを1社のエージェントだけでやってしまうと、他のエージェントも含めて考えるということができなくなってしまうので、結果的にあなたが損する可能性があるからです。
あるいは、転職エージェントサービスに対する過度な期待から、無理な要求を突きつける転職活動者として見られてしまっては、結果としてあなたのためにつながりません。
そういうバランスの観点からも、複数のエージェント(2~3社)に登録することは強くオススメしたいです。
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転職エージェントの選び方:④悩みすぎすサッサと登録する(笑)
最後の項目は、やはりこれに尽きます。
大切なことを2つ申し上げます。
1つ目に大切なことは、
悩む時間があったら、早く登録する時間に使いましょう♬
ということです。ここまで記事を読み進めて頂ければわかると思いますが、エージェント各社で劇的にサービス内容は変わりません。
特に大手数社のサービスの質は高く、どこもすばらしいです。
エージェントの得意であろう分野とロケーション(通いやすさ)でスパッと2、3社選びましょう。
登録にも時間が掛かりますし、登録してから転職エージェント側での担当者アサイン、面談日程の設定まで入れると軽く2週間なんてあっという間に立ってしまいます。
大切なのは、WEB履歴書、職務経歴書などの事前準備です。こうした書類関連の添削までエージェントにお願いすると、1カ月なんて瞬く間に経過します。
その間も求人は流動し、転職に適した時期を逃してしまうことがあります。
これではもったいありません・・・
そうしたことを回避するためには、悩む時間を登録する時間に充てた方が生産的な選択になると思われます。
そして、2つ目に大切な事、それは
エージェントに登録しただけでは転職は決まらないから安心して下さい♥
良くも悪くも、転職エージェントへの登録は、転職活動の第一歩です。
転職エージェントに登録しただけで受かったような気になれるほど転職活動は甘くありません(笑)
転職成功に本当に大切なことは、正しい戦略(戦術)と、何よりやる気です。
転職活動の後に内定が出た場合、あなたはその内定を受けるか否か『決断』しなくてはいけません。
やはり決断力がある人の方が、仕事も転職もうまくいく傾向にあるでしょう。
どこの転職エージェントに登録すべきか、くらいはこれから転職活動を始めるのであれば、『素早く決断』された方がよいと思います。
ということで、あまり悩み過ぎずに決めてみて下さいねっ
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転職エージェントに登録した後にやってほしい、とても大切なこととは?
転職エージェントを選ぶことは、転職活動お大きな前進であるとともに、登竜門を叩いたに過ぎません。
もし、どこの転職エージェントに登録すべきか迷っていたのなら、この記事が少しでもお役に立てるとうれしいです。
当サイトはあなたの天職を発見するための転職活動を、力強く、やわらかく、これからもサポートしていきます。
無事に転職エージェントに登録した後にぜひ行ってほしい、シンプル且つ大切なことがあります。
それについては、こちらの記事にまとめております。
とても大切なことが書いているので、ぜひ目を通して頂けるとうれしいです。
【転職エージェントの選び方】賢いあなたに知ってほしいとっておきの方法 まとめ
今回はインターネット上の様々な転職エージェントの選び方に関する情報に惑わされないための記事を公開しました。
しっかりと自分軸があれば、どこのエージェントを選んでも大きなハンディキャップにはならないことがご理解頂けたかと思います。
今回の記事のまとめはこちらです。
・実は大切なのは『ロケーション』だったりします
・転職エージェントは2~3社登録してみましょう
・非公開求人にはメリットがたくさんあります
・悩む時間があったら、サッと登録しましょう
・登録してからの方がやることがたくさんあります
本記事の中で掲載した転職エージェント一覧
最後に今回記事中に掲載しているエージェントサイトのまとめを掲載しておきます。
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