【将来性重視】IT業界で転職するならこんな会社がいい

IT業界

この記事ではこんなことが分かります

・IT業界は転職しやすい業界である理由
・IT業界で転職すべき会社とそうでない会社、理由とともにご紹介

そもそもIT業界は転職しやすい業界

高度化複雑化する情報社会をけん引するテクノロジー、それがITの技術です。常に新しい技術が生まれ、言うまでもなくフィールドは全世界です。

柔軟な発想と技術力があれば、参入障壁が低い(大きな設備投資などの投資が要らない)業界がIT業界です。

『クラウド』って聞いたことがありますか?自分でコンピュータを購入しなくてもクラウド(全世界にあるコンピュータシステム)に自由にアクセスして必要な処理能力やITシステムに必要な機能が利用できる仕組みを指します。

有名なのが通販のAmazonが提供するクラウドサービスです。このクラウドサービスが主流になってきたことで、ますます新しいサービスが市場に生まれることになりました。それだけ、可能性がある業界がIT業界です。

そういった背景もあり、IT業界は転職しやすい業界とも言えます。それでは、転職しやすいといってどのような会社に転職するのがよいのでしょうか?クラウド関連のビジネスに携わっている筆者の見地から、おススメの会社について記事にします。

会社名は敢えて記載しません。個人によって合う合わないがあるからです。

IT業界で転職すべきカテゴリ

先端技術(AIやRoboticsなど)事業会社

皆さん一度は聞いたことがあるかもしれませんが、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)、AI(人工知能)、RoboticsなどのキーワードはIT業界の中でも先端キーワードです。

ITによって仕事がなくなるかもしれない、と懸念されているのもこの分野のテクノロジーです。つまり、裏を返すと非常に将来性が高いです。

大手企業でも積極的に取り組んでいる会社もありますが、専業でやっているところの方が競争力が高いと感じます。ベンチャー企業をはじめ、高い技術力で勝負している会社が多いです。

実用化はこれからの分野で伸びしろが非常に大きく、また一度開発された技術は転用したり他の仕組みとの組み合わせといった親和性が高い分野です。

初めの成功が巨大な成功につながる可能性があります。世界の仕組みを変えることにもつながります。大手はどうしても遅れを取りがちな分野です。(この分野がメジャーになってくると業務提携したり買収したりといった活動が予想されます)

チャレンジングな分野ではありますが、ベンチャー企業も多く、その大半は人手不足と聞きます。技術力ややる気を強くアピールできれば入社できる可能性があります。

大手クラウド事業会社

クラウドといっても、インフラ(サーバーやストレージなど)、アプリ(ソフトウェア)事業会社がありますが、インフラ関連の事業会社であれば、外資・国内問わず大手が良いと思います。先ほど参入障壁の低さについて書きましたが、この分野だけは例外です。

クラウド化の波は止めることができないので将来性は高いと言えます。

アプリケーションについては、多様化しすぎていて一概にどこがいいかは断言できません。

金融・証券・保険向けサービス

この分野の業界はまだまだ「システムは絶対に止めてはならぬ」という考えが非常に強いです。銀行のATMが使えなくなったニュースなどを見たことがあると思います。

システムの停止が即お金のロスに繋がるため、非常に堅牢なITシステムが求められます。

また、PayPayなどに代表されるキャッシュレスへの動きが非常に活発な業界です。いわばITシステムに対して投資がされやすい分野であることは今も昔も変わりません。

そういった理由で、この業界向けのアプリケーションエンジニアは非常にニーズが高いと言えます。セールスではなく、エンジニアのニーズが高いです。

サービス事業会社

ここでのサービス事業とは、ITの利用に伴う運用を肩代わりできる事業会社のことを指しています。以前であればITシステムを導入したお客様は、その運用維持やメンテナンスを自社の人員でまかなっているケースが大半でした。

しかし、クラウドの時代になり、ITシステムはお客様の『所有物』から『利用サービス』へと大きく転換しています。つまり、資産として持たずに必要なだけサービスとして利用するという形態へシフトしています。

当然これまで必要であった運用維持やメンテナンスも、自社ではなく外部へ委託する動きとなっています。この分野を受託できるだけでなく、新しいITシステム検討のコンサルティングから運用サービスまで提供できる会社は、特に日本国内では強みがあります。現時点はですが・・・

その他アプリケーションに強みのある会社

Googleなどはその最たるものですが、例えばフリマサイトで有名な会社など、ある特定の分野で業界のリーダーになりつつある会社はおススメです。

入社がしやすいというのと、会社規模もネームに比べるとそこまで大きくなく、将来会社が業界でいいポジションを獲得した時にはよい待遇が待っている可能性がきたいできるからです。

アパレルや通販などの一般消費者向けから、医療、小売、製造、金融、運輸、など業界は幅広いです。その中でもニッチな分野に強みがある会社は競争力があります。

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将来性を考えると転職しないほうがいい会社は?

今度は逆に、転職を検討している方でも転職をおすすめしない会社を紹介します。

一概に同業のすべての会社が該当するわけでもないことは最初にお伝えしておきます。会社規模や事業方針・製品競争力などで差が出るからです。

IT機器商社・卸売業

この業態の会社は日本にはとても多いです。もちろんIT機器の卸売り事業から始まり、そこに独自の技術やサービスなどの付加価値をつけることに成功し、大きな事業規模になった会社もたくさんあります。

ここで列挙しているのは、そうした付加価値がなくモノ売り(単純に機器やライセンスを転売)に終始している会社です。将来確実に統合もしくは廃業が待っています。

逆にそうした会社にお勤めの方は、経験を応用できそうな他社に転職を考えてもよいと思います。私であれば確実にそうします。

中堅以下のシステムインテグレータ

システムインテグレータ(通称SIer ※エスアイヤーと読みます)は、世の中の色々なシステムの良いところを組み合わせてユーザーに提供することを主な生業とする企業を指します。

色々なことができる反面、特に強い競争分野を持っている会社は少ないです。強みがある企業は生き残れますが、中堅以下で強みもパッとしない会社は徐々に淘汰されていきます。

クラウドが主流ではない時代は日本国内では強みがありました。ユーザーの要望にカスタムメイドのITシステムを作って応えることができたからです。しかし、クラウドの流れによりこの文化はなくなりつつあります。

そうした理由から、運が良ければ大手との経営統合や買収で残れるかもしれません。そうでなければじっくりと淘汰されていく可能性が高いです。

ハードウェアメーカー

ハードウェアメーカーは大小さまざまなので一括りにはできません。IT業界に詳しくない人でも、今はIBMという会社はハードウェアをほとんど作っていないということを知っている方はいると思います。

IBMはハードウェアで成功した会社でしたが、時代の流れを読み、別の戦略にシフトした会社でもあります。

ユーザーが直接ハードウェア(サーバーやストレージなど)を購入する場合には製品の品質やサポート体制などが重要な検討項目になります。

しかし、クラウドを利用する時にはこれらの事を今までのようなレベルで考える必要がなくなります。詳しくは割愛しますが、つまりユーザーの目線で見ると高機能高品質なハードウェアを購入する必要はなくなり、それはAmazonなどのクラウド事業者が提供してくれます。

台湾などのメーカーが台頭し、ハードウェア業界は以前と比べて大きく変わっています。そうした理由もあり、ハードウェアで有名な企業でも昔のようなビジネス展開をすることが難しくなっています。

ネームバリューがあるからと言って安易な転職はおススメしません。競争力が高い製品の部署であればよいと思いますが、そうでなければ撤退や売却が容易に想像できます。

半導体メモリの業界に少し似たところもあります。


まとめ

今回は主に将来性を重視してIT業界での転職におすすめの企業を考察しました。しかし、流れが速いのがIT業界。2~3年後はどうなっているか、その時にならないと分かりません。

というわけでまとめです。

・IT業界は将来性も高く、転職しやすい業界
・入るならこんな会社がおススメ
-IoT、AI、Roboticsなどの先端分野
-大手クラウド事業会社
-金融・証券・保険業界向け企業
ーサービス提供事業会社
-その他アプリケーションに強みのある会社
・転職をおすすめしない会社
-IT機器商社・卸売業
-中堅以下のシステムインテグレータ-ハードウェアメーカー
皆さまが天職に巡り合いますように

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