この記事ではこんなことが分かります
転職活動の始まりはネガティブ動機なこともある
まさに私がこれに当てはまる訳で。前職の外資系は体と心を壊し、働けなくなったことがきっかけでした。
これ以上働くと死ぬかもしれない・・・・
命の危機を感じ、脱出するように前職を退職しました。そういった方も多いと思います。
仕事を辞めるポジティブな理由とネガティブな理由
仕事を辞めようと考え始める理由は色々とありますよね。
例えば、給与が伸びない、仕事にやりがいがない、などの理由から転職を考え始める人もいるでしょう。このような動機の方はポジティブな理由です。
一方私のように、心身の危機があり辞めざるを得なかった、仕事をクビになった、家族が原因などの理由で現在の職場を辞めざるを得なくなったという人も一定数います。
そのような人はどうやって仕事を探せばよいでしょうか。
本来は辞めたくなかったけど辞めざるを得ない状況になり、会社を辞めた人はどのように仕事を探せばいいのでしょうか?
まずそういう場合は、色々と動揺もありしばらく転職活動どころではなくなってしまうのが普通だと思います。
人間予期しないことが起こるとしばらく立ち止まる、思考が停止する
自分が予期しない理由で仕事を辞めることになると、しばらく混乱すると思います。
価値観も変えざるを得ないでしょうし、条件面も変わるでしょう。
心がショックで動揺するでしょうし、次の仕事を探すときにどのようなポイントを考慮すべきか悩む人は多いと聞きます。私もそうでした。
特に、これまでと同じ仕事内容でよいのか?と自問自答すると思います。思考がゼロになって当然です。
起こったことは仕方ないですが、人生の転機であることは間違いないです。
このように、予期しない理由で転職活動をしないといけなくなった時に、どのようなことを考えながら仕事を探した方がいいのかについてご紹介します。
転職しないといけなくなった状況ですべき会社選びの4つのポイント
①前職と全く同じ業務内容に固執しない
私はこの思い込みが非常に強く、今回の転職活動には時間が掛かりました。
前職を退職して7ヵ月の離職期間を経たのち転職に成功しました。
これは誰しも陥りやすいポイントです。大切なのは固執しないこと。希望することは問題ないのです。
特に、前職でそれなりに成功経験がある人は自負がある分中々執着を捨てられません。
あなたの前職での業務内容が市場ニーズがとても高いのであれば問題ないですが、実はそうでないケースがあります。
また、市場ニーズがあったとしても、あなたが転職活動をしている期間求人が多くない、ということは普通にあることです。このことは結構要注意だと思います。
私はアカウント営業(顧客対応型営業)が強みだと思っていたので、アカウント営業職で求人を探しました。しかし、その時期はマッチする条件がなく、非常に苦労しました。
②ネームバリューよりも将来性を重視
ネームバリューもあり、大手企業に転職したいと希望する人は多いと思います。しかし、それは他の求職者もそうです。
特に、ポジティブな理由で転職活動をしている人の思いにあなたは勝利できますか?
予期しない理由で退職し、転職活動をすることになったあなたは万全の準備もモチベーションもないかもしれません。
そのような状況の中、人気企業を受験するのはもちろん悪いことではありませんが、少し違った目線を持つことも大切です。
それは、将来性のある会社に注目すること。
将来性とは何かというと、その企業が将来に渡る事業の伸びしろがあるかどうかという事です。
現時点での会社規模の大きさや従業員数などは関係ありません。
大手でも将来危ういと思われている会社はたくさんあります。
一時の気持ちや世間体から、そのような大手に行くよりかは、今はまだ認知度が低くても将来性がありそうな会社に絶対に行くべきです。
そうした目線を持つことで、あなたの受験対象企業のパイが増えます。
③担当業務の将来性を考える
これも非常に大切なポイントです。将来性のある会社を探しても、あなたが実際に担当する業務に将来性がなさそうであれば辛い転職になるかもしれません。
会社に将来性がありそうでも、担当する職務に将来性があるかどうかも併せて検討しましょう。
新たに担当する業務でよい経験を積むことができれば、将来更に転職をしてよい環境で働ける可能性が拓けるからです。
待遇面は多少下がったとしても、自分のスキルになる、将来につながる選択をすべきです。
私も前職よりも待遇面は下がりましたが、スキルや将来性を重視して現職に転職しています。
社会人人生は伸びる一方。30代40代でスキルの固定化をしてしまうのはもったいないと考えましょう。
④自分に合った雰囲気の職場を選ぶ
これもとても大切なポイントと言えるでしょう。会社の雰囲気が自分の合わなかったら相当苦痛です。
実際会社の雰囲気に馴染めず退職する人は結構います。
そんな中でポジティブな理由での退職であれば、ガツガツ攻める人もいるかもしれませんが、予期せぬネガティブな理由からの転職であれば少し訳が違います。
やはりどこかに、できれば前職を辞めたくなかったという複雑な気持ちを抱えています。
新しい職場でも夢や理想を実現すべく、というよりもどこか落ち着き静観した雰囲気で仕事をスタートさせる人も多いはずです。
その時には、やはり職場の雰囲気が大切になってきます。
あなたがあなたでありつつ仕事をするためにふさわしい職場を選びましょう。思いのほか大切になってくる要素です。
企業の評判を調べるツール
私もよく利用しましたが、このサイトは面倒な登録も必要ないですし、サイト掲載の全ての情報を閲覧することができます。
企業の将来性や職場の雰囲気に関する情報も見れて参考になると思います。しかし一点だけ注意が必要です。
登録情報は基本的に退職した人か、退職検討中の人がほとんどです。
つまり、何らかの理由で職場に良い想いを抱いていない人たちの口コミになります。
つまり、ややネガティブフィルタがかかっている情報だと思って参考にしてみて下さいね。
まとめ
転職活動の動機は全て前向きである訳ではありません。私もポジティブな転職活動、ネガティブな転職活動の両方を経験して感じたことは、やはりネガティブな転職活動は難しいという事です。
これは、能力的な問題というよりモチベーションや気持ちの切り替えがうまくできないことに原因があります。
そんな状況で転職活動を進めるためにはどうすればよいか、私の周囲の経験談も取材してまとめてみました。
それでは本記事のまとめです。
・ネガティブ理由での転職活動、どのようなポイントを重視すべきか
-前職と全く同じ業務内容に固執しないこと
-会社及び担当業務の将来性を重視する
-自分に合った雰囲気の職場を選ぶ
・会社の評判を調べるサイトご紹介
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